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社員ブログ

盆の帰省途中に寄り道した「厳島神社」をご紹介します。

2013年08月31日

皆さんもよくご存知の厳島神社は、平清盛により12世紀に海上に立つ社殿が完成し、当時の神主佐伯景弘と日本中にその栄華を知らしめたとされています。
この海上に立つ大鳥居は、高さ16m、棟の長さ24mは木造としては日本最大の規模となっています。


本殿は、16世紀に中国地方に勢力を持っていた毛利元就が1571年に改築しました。
時代は、尾張から天下統一を画策した織田信長が本能寺で明智光秀に打たれる10年ほど前に完成したことになります。
当時はまさに戦乱の世で、地方武士が力をもっていた時代でした。
毛利氏もそのひとりで、信長の命を受けて中国平定に奔走する秀吉との間で、一旦は和睦することになります。


元来海上に立つ社のため、数重なる台風等の自然災害を受ける宿命にある厳島。
氏神として祀った平家、平家滅亡後源氏はじめ時の権力者によって修復、改築が行われました。
彼らは何を想い、この社殿に参拝したのか。背筋がピンと伸びる思いがします。
その後も関西と、四国九州の要として歴史に重要な役割を担ったようです。
江戸時代に入ってからは庶民にも愛され、厳島詣が流行し宮島口周辺は大変な賑わいだったようです。
今も、門前町の名残が見受けられます。


関西から、四国から、福岡からも3時間程度の距離ですので、ぜひ足を運んでいただいて、歴史に触れてみてください。


参考URL: 厳島神社

( 福岡営業所:小野 )


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