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「 オリジナリティー 」を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

サグラダ・ファミリア聖堂の二代目建築家であるアントニオ・ガウディは「オリジナリティー(独創性)とは、オリジン(起源)に戻ること」と述べました。
この聖堂の内部には円柱の柱から枝分かれした小柱が多数伸びて天井を支えており、これらは樹木をモデルにしているといわれています。
ガウディは幼少の頃より植物や鉱物などを観察し、多くのスケッチや模型を残しています。自然の造形から着想を得て、自分の建築に反映させていたのです。

このように独創性は、自分ひとりだけの力で生み出せるものではなく、元々あるものをさらに磨き高めていった結果として生まれます。
仕事においても、創業者、先輩、その他、先人の努力の集積があり、そこから新たな企画や商品のアイデアを得ているのではないでしょうか。

何か壁にぶつかった時、創業者の願いや、自身の入社時の思いといった原点を振り返ってみるのも良いでしょう。また、何気ない日常やすでに身近にある物事からも、壁を乗り越えるヒントが見つかるはずです。

原点を振り返りましょう。

以上の記述より、仕事において壁にぶつかった時、原点を振り返ってみることが大切だと感じました。

2023.11.30.


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