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「 恩返しと恩送り 」を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

人生において大切な振る舞いの一つに、「人から受けた恩を忘れない」ことが挙げられます。「恩」とは、両親や学校で教わったからわかる、というものでもなく、自分自身で恩を感じることが肝要です。

人生を一人では、送ることはできません。その時々に受けた恩を忘れることなく、<いつかは恩返しをする>という生き方こそ重要なのでしょう。

一方で、受けた恩に関係なく、まったく別のひとに無償の恩を送るという「恩送り」という考え方、振る舞いがあるのを知っているでしょうか。

自分が両親や知人から受けた恩をほかの誰かに送り、その恩がまた別の誰かに送られていくというものです。職場や家庭においても、このように恩があふれていれば、より良い人間関係が築かれていくはずです。

「情けは人の為ならず」という諺は、「人に情けをかけておけば、巡り巡って自分のためになる」という意味です。もし、周囲に困っている人がいたならば、慈しみの心を持って接し、そこに喜びを感じられる自分でありたいものです。

慈しみを持って人に接しましょう

以上の記述より、恩返しだけでなく、恩送りも同様に大切であると感じた次第です。

2023.6.30.


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