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トップの提言〜ものの考え方〜

「 自分が変われば 」を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

M氏は、後継者である長男の仕事への姿勢に対して、何度も厳しく注意してきました。しかし、一向に改善されず反発するばかりです。

そのような時、経営者の勉強会で、講師から、「自分が変わることで後継者との対立が解消され、社風が一変した」と体験談を聞いたのです。

講和後に講師に相談すると「息子を何とかしようという思いを一端脇に置き、自分が長男と同じ年齢の頃の父親との関係がどうであったか、どんな心で長男に対応していたかを見直すように。そこに解決の糸口がある」と助言されました。

我が身を振り返ると、社長である父親の仕事のやり方や経営方針に不満を抱き、何度も反発し、そのたびに母親から窘められていたのです。
当時の自分と長男が似ていることに気づいたM氏。父親の心情と長男の気持ちがわかり、今までの自分を反省しました。以後、亡き父親に喜ばれる自分になろうと日々朗らかに過ごすと、次第に長男との確執が解けていったのです。
人は鏡です。自らが明朗な心に転じる時、状況が変わる道があるのです。

自分から言動を変えましょう

以上の記述より、職場においても、相手に求めるのではなく、自分から明朗な心で言動や行動を変えれば人間関係が良くなり、仕事も円滑に進むものと感じました。

2023.1.31.


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