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「 心がフワリと軽くなる ちょっといい言葉 」(斉藤茂太)を読んで

 感想文:大阪営業所 髙橋裕樹

ときには思い切り失敗したっていいのである。人から笑われたっていいのである。取り返しのつかない失敗など、そうそうあるものでない。それよりも、思い切り力を注いでつかみとった成功が、どれほど感動的なものかを味わうべき。起こってないトラブルや、してもいない失敗にビクビクするよりも、やりたいことを思い切りやり、後悔もない日々を送るべき。

人生が平穏なとき、多くの人は、その状態が、ずっと続くと考えている。だが時代が変わって不況になったり、不運にもトラブルに見舞われたとき、思い浮かべていた未来を見失って、慌てふためいてしまう。つらさや苦しみはいつか必ず終わり、いずれ、人生には好転の機運がきざしてくる。状況に明るさが見えてきたとき、巡ってきたチャンスをしっかりとつかみ取れるよう、いまから準備を進める。目的に向かってがんばっていても、なかなか成果が出せず、落ち込んでしまうことがある。

目標まではまだ遠くても、確実に前へ進んでいるはず。
遠くの目標を見つめて、距離の長さを嘆くより、少しだけ先を見て、一歩一歩確実に足を前にだす。

長い人生経験を積んだ私には、断言できる。人生には無駄な時間、無駄な経験は、決してない。

2019.8.30.


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