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「 幸せのありか 」(渡辺和子著)を読んで

 感想文:大阪営業所 高橋裕樹

幸せのありかを求めて遠くまで探しに行き、見出せなかった人々の話は、古くから語り継がれている。私たち一人ひとりが求めているのは、幸せ、という言葉が表す満ち足りた心、心の不安、不安のない平凡な生活である。

暗いと不平を言うよりも、すすんであかりをつける。心のともしび運動の標語、幸せのありかを示すものでもある。暗いと思ったら、不平不満を言うよりも、自分が立って行ってあかりをつける人なること、かくて自分も幸せに、他人も幸せにすることができる。

幸せは、良いものに取り囲まれた状態だと思われる。すべてに感謝する心、苦しいこと、不安としか思えないものにも、意味を見出し、次へのステップにつなげてゆく時、おかげさまでと言える自分に、変わってゆき、幸せな自分になってゆく。

幸せは、探しに行って見つけるのではなく、自分の心が決めるもの、自分と共にあるものだと思う。

2021.11.30.


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