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「 言動の背景を読む 」を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

性別や年齢、立場によって物事の捉え方は異なる場合があります。価値観の違いは、誤解やすれ違いを生み、それが人間関係にも影響を及ぼすことがあります。
他人の心は、目に見えません。だからこそ、相手が何を考えているかを意識しながら接することは、良き人間関係を構築する上で大切なことでしょう。

医薬品を開発、提供する日本イーライリリーでは、痛みが周囲に理解されず、誤解されやすい「片頭痛」の理解を促す「ヘンズツウ部」を発足しました。
ヘンズツウ部では、症状がある社員やその周囲の人などを対象に、片頭痛の体験を共有しています。また、職場の課題や目指すべき姿について話し合うなどの取り組みを通じて、職場環境の改善にもつなげようとしています。

たとえば職場において、素っ気ない態度をとった同僚は、体調不良だったのかもしれませんし、嫌なことがあったのかもしれません。そのように、言動の背景にまで思いを馳せることができれば、相手への理解は深まっていくでしょう。
誤解は理解によって解け、理解が深まれば良き連帯感が生まれるのです。 

他人に配慮するよう努めましょう

以上のことより、日頃から何気ない相手の言動や態度の変化にも、その背景を考えて配慮する事が、良き人間関係を構築する上で大切だと感じました。

2021.8.31.


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