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「恩返しと恩送り」を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

人生において大切な振る舞いの一つに、「人から受けた恩を忘れない」ことが挙げられます。「恩」とは、両親や学校で教わったからわかる、というものでもなく、自分自身で恩を感じることが肝要です。
人生を一人では、送ることはできません。その時々に受けた恩を忘れることなく、「いつかは恩返しする」という生き方こそ重要なのでしょう。

一方で、受けた恩に関係なく、まったく別の人に無償の恩を送るという「恩送り」という考え方、振る舞いがあるのを知っているでしょうか。
自分が両親や知人から受けた恩をほかの誰かに送り、その恩がまた別の誰かに送られていくというものです。職場や家庭においても、このように恩があふれていれば、より良い人間関係が築かれていくはずです。

「情けは人の為ならず」という諺は、「人に情けをかけておけば、巡り巡って自分のためになる」という意味です。もし、周囲に困っている人がいたならば、慈しみの心を持って接し、そこに喜びを感じられる自分でありたいものです。 

慈しみを持って人に接しましょう

以上のことより、日頃から恩返しだけでなく恩送りの気持ちをも持って人に接することが大切だと感じました。

2021.6.30.


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