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「 良薬は口に苦し 」を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

Hさんは社歴十年の中堅社員です。ある日、社内教育の一環で入社歴の浅い社員を前に経験を話すように指名されました。

「仕事を覚え、一人前として会社に貢献している自負が芽生えた四年目に、異動してきたある先輩とコンビを組むことになりました、細かい指摘と叱責の連続でした。先輩の言うことですから表面上は従いました」とHさんは回想しました。
「しかし、不満で一杯になり、同期に愚痴ったこともあります。そうした私が後輩を指導する立場になると、どうでしょう。先輩が自分に指摘していたことを、同じように後輩に言っていることに気がついたのです」と語ったのです。
「良薬は口に苦し」と言われます。優れた効果を持つ薬の中には、苦くて飲みにくいものがあります。そのために敬遠する人がいるかもしれませんが、職場で上司や先輩から叱責や指摘があった際には、良薬と受けとめたいものです。

「周囲の声に耳を傾ける素直さを大切にして、仕事を通してお互いに成長しましょう」と締めくくったHさんでした。

素直な心でアドバイスに耳を傾けましょう。

以上のことより、何事にも良薬として素直な心で受けとめることが大切だと思いました。

2020.7.31.


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