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「人生がうまくいく! 動じない心の作り方」(植西聡)を読んで

 感想文:大阪営業所 高橋裕樹

人は「心」を持っています。当たり前のことなんですが、心は生きている。
生きているから、ときには動揺したり、落ち込んだり、喜んだり、舞い上がったり、緊張したり、悲しんだり、恐怖でおののいたり、怒ったりと、様々な反応をしめす。言ってみれば、まるで赤ん坊です。
ただし、赤ん坊であれば、そばにつきそっている親が面倒を見てくれる。しかし大人になったら、そうはいかない。

まるで赤ん坊のような「おのれ自身の心」は、何かあったときは、自分で面倒を見てあげなければならない。世の中に出ると、苦しいことがたくさんある。泣き叫びたくなるときも有る。恥ずかしい経験もする。そんなときに、いかにして、何事にも動じない心で困難を乗り越え、たくましく生きていくか。明るく、元気に、前向きに、夢や願望の実現の為に突き進んでいくか。その方法をちゃんと心得ていて、問題が起こったときには、誰かに甘えるのではなく、ちゃんと自分で解決できるのが、いわば大人の生き方なのだと思います。

仏教に「八風吹けども動ぜず」という言葉がある。
「風」とは、ここでは「原因」という意味。「次の八つの原因によって、人の心は揺れ動く」と仏教では教えている。1・思ってもみなかった利益を得て、有頂天になる。2・意に反する損失を出して、お先真っ暗になる。3・恥ずかしい経験をして、逃げ出したい気持ちになる。4・名誉ある地位を得て、自分は偉いと思い込む。5・ほめられて、得意な気持ちになる。6・悪口を言われて、腹立たしい気持ちになる。7・不幸な出来事に見舞われて苦しむ。8・楽しい思いをして、まじめに働く意欲を失う。この「八風」の為に、人の心は乱れて、結果的に安らぎのある生活を壊され、人生が不幸な方向へと傾いていく、と教えます。
「動じない心」でいるにはどうすればいいのか、様々な知恵を提供してくれる。

2017.5.31.


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