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「人に好かれる会話術」を読んで

 感想文:千須和智

 人は生活をする上で他人と接することは重要不可欠で、人と接することなく生きていくことは不可能です。だからこそ、人は、特に日本人は周りの人からどのように見られているのか非常に気になるものだと思いますが、無意識に人に嫌われるような発言をしている人がいます。
 この著書はそのような人が無意識に発言したことに対して相手はどう思っているか、何を心がけて接すればよいかということに焦点を当てて見解をとなえております。
 その中で一番印象に残り感じた事は、無意味な虚勢や傲慢さをアピールされると話を聞いていた相手は、逆にその人の器の小ささを感じてしまうということです。
 つまりは、相手のことよりもまず、自分のことを前面に押し出している話し方に対しては嫌悪感を抱くことに繋がるわけです。
 自分の意見を言うなというわけではなく、常に相手のことをおもいやることが大事だということです。
 このように謙遜する気持ちを持つことはとても大切で、仕事でも十分に当てはまることだと思いますし、顧客に限らず社内の人や自分に関わる全ての人にまずは、思いやりを持ち接していけば、難しい局面に直面した場合も助けて頂けることもあるかと思います。いわゆるお互い様精神です。
 私は今後とも、仕事でもプライベートでもそのような精神を心がけていきたいと思いました。

2015.09.30.


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