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トップの提言〜ものの考え方〜

「やればできる」を読んで

 感想文:白川勝仁

妙手は窮境に生まれる

いくら努力しても、どうにもならないことがある。そういう絶対絶命の時は、思い切って
欲心を捨ててしまう。未練も後悔も予想も、きれいさっぱり捨ててしまう。
すると、思いもよらない事態が生じたり、絶妙の打開策が生まれる。いつまでも自己の狭
い知識や経験に執着していると、妙手は浮かばないものである。

反復は一切を生む

成功には秘訣がある。思い立ったらできあがるまで、あきらめないことである。目の前の
これ一つをやりぬくこと。できなければ繰り返し、同じことを反復することである。実は
生まれながらの天才などはいない。反復の努力が一切を成就させ、天才をもつくりあげる。

以上の2点は、稲盛哲学とも似ており、共感させられた。

2015.9.30.


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