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会社を替えても、あなたは変わらない 成長を描くための「事業計画」( 海老根智仁 )を読んで

 感想文:大阪営業所 高橋裕樹

あなたの仕事には、明確な目標があるか。目標があるならば、それは100%実現できるか。黙然と「こうしたい」とか「ああなりたい」と思っているだけなら、残念なことに、その目標が達成される日は永遠に訪れないでしょう。

「目標」や「夢」、「自己実現」「自己成長」「キャリアアップ」といった言葉があふれていますが、どれも耳触りがいいだけで、曖昧で都合のいいものに聞こえる。「目標を達成したい」「夢を叶えたい」「成長したい」という人は多くいますが、実際にその目標や夢を達成した人にはお目にかかれません。

その原因は、「目標の設定の仕方が間違っているから」だと思われる。いくら会社を替えたところで、いくら資格を取得したところで、生まれ変われない。目標の設定の仕方を間違ってしまっている人に対して、「一度立ち止まって、ものごとをしっかり、じっくり考える」ということ。資格や転職、英語などの手段は、いわば枝葉末節にすぎない。目標になり得ない。もっと幹ともいうべき、ものごとの本質について考える必要がある。枝葉の部分について考えるのは、そのあとでもかまわない。十分、間に合う。

何度も何度も事業計画と格闘していくなかで、事業計画の考え方が個人にも応用できることに気づき、以来、その考え方をいろいろなかたちで体系化し、緻密化してきた。「事業計画」の考え方を応用した、会社の幹づくりならぬ、個人の幹づくり。自分の幹さえつくれれば、目標の設定の仕方を間違えることもなくなる。おのずと目標はより明確かつ具体的になり、目標達成のために日々やるべきこともはっきりする。枝葉しか見ていない人間が多いなか、個人の成長を描くためにも、会社の成長を描くためにも、自分自身の幹を太く描く。

2017.10.31.


「凄いことがアッサリ起きる」 を読んで

 感想文:大阪営業部 橋本廣明

アップル創業者のスティーブ・ジョブスが、米スタンフォード大学の卒業生に向けたスピーチでこう言った。

「君たちの時間は限られている。自分以外の誰かの人生を生きて無駄にする暇なんかない。自分の内なる声、心、直感というのは、どういうわけか、君が本当になりたいことが何か、もうとっくの昔に知っている。だからそれ以外のことは、すべて二の次でいい。」

人生は一瞬一瞬の積み重ねだ。その一瞬一瞬に、様々な選択をしながら生きている。選ぶ基準はいつだって「自分がワクワクするかどうか」が基準になる。
人は無意識のうちに他人と物理的な距離をとり、自分の快適な空間を守ろうとしている。この空間パーソナル・スペースを無視して、まったくの他人や気を許していない人に近づかれると不快感を覚える。神経質な人は顕著に感じるものだ。人と話す時も、この距離感のセンスが問われる。手振りがオーバーな人は、手が当たりそうな距離でも、何気なくソフトに手を振り払っても意に介さない。相手が不快に思わない立ち位置が自然とわかる人は、人間関係における様々な距離感もわかっている。それは、その人の人間的な魅力となり、距離感がつくるアートだ。

会話のなかに5つの視点が存在する。自分から見える風景・相手から見える風景・第三者から見た風景・過去から見た風景・未来から見た風景だ。話の腰を折ってしまう。見当違いなことを言う。人の悪口に花を咲かせてしまう。人の話を聞かない。その場の空気をうまく察知して、その場を楽しみ、そのときを楽しむ。目をキラキラさせて相手の話を聞く。素敵な空気をまとい、漂わせるセンスが必要だ。

2017.11.30.


「勇気がわいてくる世界の名言!」 を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

人生はレールの上を走っているわけではない。いつでも自分の思うほうへと行くとは限らない。

人生に決められたレールなどないし、思いどおりにいかないのがまた人生でもある。それは古くから多くの賢人が言っていることでもあり、だれもが十分にわかっているはずのことでもある。にもかかわらず、思いどおりにいかないからと言って、地団駄踏み、髪振り乱して悔しがる人のなんと多いことか。

人生は思いどおりにはいかないもの、そのことをわきまえてさえいれば、どんなことが起きても、そんなにうろたえずにすむし、ひんしゅくをかうような行動にでなくてもすむ。
また、思いどおりにいかなかったことで、新しい出会いや発見もあるに違いない。どんな場面に遭遇しようと、すべてが勉強と思える度量の広さが人間を深め、大きくしていくものだとおぼえておきたい。

以上のような思いをすることは、多々あり、その時に、以上のような姿勢で取り組むことが、大事だと感じた。

2017.11.30.


「ガイアの夜明け」を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

大手小売業で20年間、紳士服の仕入と売場を担当し、副店長に昇進した阪本さんだったが、会社の売上鈍化により、早期退職を選択した。そして、シニア向けビジネス、団塊の世代をターゲットにしたセンスの良い商品を提案し、企業に対しては、商品開発をアドバイスするコンサルティング事業のベンチャー企業を興した。

しかし、現実は甘くない。昔のつてを辿って企業を訪問して事業を説明するものの、なかなかビジネスに結びつかない。
事業展開のための資金を、ベンチャーキャピタルに求めたが、阪本さんの事業説明を聞いたサンブリッジのアレンマイナー社長は「色々なアイデアはあるが、『これは』というものが感じとれなかった。どうしてもやりたいものを、もう少し整理するのがいい」と一刀両断。出資は見送りとなった。

マイナー社長との商談後、阪本さんは、「まだまだ詰めが甘い。ここはどうかな、と自分でも思っていたところをズバリ指摘された」と反省するとともに、「とても良い刺激を受けた」と吹っ切れたことも事実だった。

「不安に思えば、どこまでも不安になる。成功する先を見ながらやるようにしている」サラリーマン人生を捨ててベンチャーに挑んだ男は、ポジティブシンキングを心がけている。
企業を取り巻く、環境変化が激しい時代においては、常に、右か左の決断をしないといけない場面に出会うことが多いが、一旦決断してしまった以上は、その判断に対して、不安を捨て、ポジティブシンキングにとらえることが、大切だと感じた。

2017.12.27.


毎年北風に向かって凛として咲く、山茶花

今年も工場の敷地内に、真っ赤な花を長い間咲かせ続けてくれています。



梅一輪

梅一輪、一輪の暖かさかな仁。

( 撮影/記事:社長 )



我も我もと咲く白梅

我も我もと咲く白梅大寒の中でも、春は確実に近づいています仁。

( 撮影/記事:社長 )



「小さなことにくよくよしない」を読んで

 感想文:大阪営業所 橋本廣明

私たちはみな、何かの役に立つとともに、何らかの問題を起こしている。問題を解決するのも、問題を起こすのも、自分のこころがけ一つだ。
答えがわからなくても何の不都合もない。正しい答えがなければ、最も答えに近い賢い選択をし続ければ良い。最も答えに近いかどうかの目安は、「自分の周りにどれだけ貢献できているかどうかだ。」他人のためになる行いを心掛ければ、自他ともに認めるきっと納得できる選択ができるはずだ。

あまり手厳しく人を批判するのは止めよう。よほどの欠点でないかぎり目をつぶろう。他人の意見にも一理あると考えるようにすれば、意見の食い違いによるストレスを感じずに、今日一日を気持ちよく過ごすことができる。
ユーモアのセンスがある人とつきあうほうが、文句不平不満を口にする人より、はるかに楽しいはずだ。それは自分とのつきあいでも同じだ。ユーモアを持って自分とつきあう。そうすれば自分自身とつきあうのが楽しくなり、以前にもまして自分を好きになれる。
頭の中で不幸のリハーサルばかりしていると、いつの間にかそれが身についてしまう。ネガティブな人生の予行演習をするより、ハッピーな人生の予行演習をするほうが良いに決まっている。

自分の人生に情熱を持っているだろうか。人生というのは、この世に生まれて、一度だけの二度と繰り返すことのない、選ばれた人だけに与えられたすばらしい贈り物だ。人として生きていることが既に大当たりだ。その価値をわからずに文句を言うべきではない。今日も目が覚めて、一日を与えられたことに感謝しよう。いつかは、それが出来なくなる時が必ず来るのだから、かけがえのない一日一日を大切に思うべきだ。
次から次へと私たちの前に立ちはだかる障害、厄介な問題、それだって自分の人生の一部だ。山あり谷あり起伏に富んでいるから面白い。楽しむべきだ。私たちの人生の大部分は、ゴールを駆け抜ける一瞬ではなく、過程のなかにこそ醍醐味がある。

2018.1.31.


会社内の紅梅咲く

会社内の紅梅も漸くさきました。

( 撮影/記事:社長 )



紅梅満開 ♪

( 撮影:社長 )




ハナニラ と ムスカリの花

( 撮影:社長 )


ハナニラ(イフェイオン) 球根だから、毎年春になったら、見事な花を咲かせてくれます


ムスカリ ”綺麗でしょう”


「若き社会人に贈ることば」(松下幸之助氏)を読んで

 感想文:大阪営業所 橋本廣明

紙1枚にしても、それを深く考えない人は、無造作に捨てて顧みない。しかし、たとえ紙1枚にしても、その裏にひそむ、そのものの値打ちに思いをいたすならば、なかなか平気で捨ててしまうことはできない。「米一粒の天地の恩」ということもそれと同じことであります。

素直な心というものは、単に人に逆らわず、従順であるということではなく、何ものにもとらわれることのない、偏らない心であり、また物事の真実を見極めて、これに従おうとする心のことです。

長い人生においては、もちろん将来に対する綿密な計画を立てて進んでいくことも、たいへん結構なことです。ただ、人生は、なかなか計画通りにいかないことが多い。ですから、日々の生活に全身全霊を打ち込んで、充実した毎日を送ることが大切ではないのかと思うのです。こうしなければどうなるとか、私たちは、とかく目先のことにとらわれがちです。しかしそういうふうにして考え悩むよりも、その日その日を充実させていく、仕事に徹し、努力を積み重ねていくことを勧めます。あとは大船に乗った気でいる。そういう風な度胸をもつ、そうしたならばきっと道はひらける。と信じていいとおもうのです。やるだけのことを誠心誠意をこめてやる。そうすれば、どんな場合にも、慌てる必要もなければ、悲観したり、苦しんだり、不平を言ったり、憤慨したりする必要もないと思うのです。何に携わっていようと、そこにあなたの使命感をもち、それに没入することです。あなたの喜びはそこに生まれ、あなたは安定し、そして幸せをつかむことができるでしょう。決して慌てることはない。恐ろしいのは日々なすべきことをおろそかにすることです。

ピシッとやるべきことをやっていけば、時とともに道はひらけてくるはずです。私は、人間はすべて、そのようにつくられているのだと思う。それは、長いあいだ、こうしてやってきた私の結論の一つです。

2018.3.30.


工場内の桜も満開です!

工場内の桜も満開です!今年は、一週間以上早いです。仁。


( 撮影/記事:社長 )




安倍総理大臣と共に。

安倍総理大臣と共に。常務 石川純平



3月吉日 ♪

従兄のお兄ちゃんの結婚式に出席しました(*^ω^*)
身内の結婚式に参列するのは何と13年振り!

朝イチ美容院に行って髪をセットして会場である地元のグランフォーレへ٩(ˊᗜˋ*)و
親戚のみんなと久しぶりの再会で嬉しかったです(*^ω^*)


挙式はチャペルの人前式でした。
想像していたのとは少し違った感じで新鮮でした。

挙式の後は恒例のブーケトス!
もちろん私もちゃっかりと参加しました(^-^)
しかし…ブーケトスは今回も取れず…(笑)
結婚まで、まだまだみたいですね〜(^^;


その後披露宴会場へ☆彡
最初はタキシードとウェディングドレスで新郎新婦入場(*^ω^*)
ケーキ入刀、ファーストバイト!
ケーキはタワー状のケーキでした(*´ω`*)


1回目のお色直しは和装でした。
和装いいですね(^-^)2人とも似合ってました!


2回目のお色直しはカクテルドレスとタキシードでキャンドルサービスでした(*^ω^*)

祝電披露の時にビックリしたのが落語家の桂文福さんと新郎新婦が知り合いだったことΣ(°д°ノ)ノすごーっ!って口に出して言っていたくらいです(笑)


披露宴の最後は新婦からご両親への感謝の手紙。
友人の結婚式でもそうですが、どうしても両親目線から見てしまう私、で今回の手紙の時も私号泣してました(笑)
感情移入しやすいみたいです(笑)


今回も結婚式で幸せをたくさんおすそ分けしてもらいました(*´ω`*)
新婦さんの笑顔はとても可愛くて素敵でした(≧ω≦)
この2人ならきっと笑顔が絶えない幸せな家庭を築いていってくれると信じています(*´ω`*)

私もいつかは結婚したいです!


(ヘリオスチーム:井原)


「目からウロコの人間シミュレーション!」 を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

新しく設備を入れるときに、専門の人がレイアウトを作成します。そして関係する方が集まった場で、コピーを配布し説明します。「最後になにかご意見がありますか」と聞かれて現場の責任者からちょっとした確認の質問があってお開きと言う感じです。

しかし、実際にレイアウトができると、説明のようにうまくいきません。こんなはずじゃなかったのオンパレードです。私たちの創造力というものはそんなにすぐれたものではありません。事前にレイアウトだけ見て実際の状況を完璧に思い浮かべることは無理です。

こういうときには、「人間シミュレーション」を実行します.ロウ石などを使って、社内の広いスペースでそのレイアウトを実物大で描きます。実際作業する予定の人にきてもらって、作業通りの動きをそこでしてもらいます。周りにはモノづくりにかかわる人すべてが集まってそれを見る。ホワイトボードに、出てくるいろいろな意見を次々とメモをしていく。自分は無関係と思っていた人からも、他人の意見を聞いているうちに驚くほどすばらしい意見がでてきます。アイデアがたまってきたら、その場でレイアウト。そしてその場ですぐに実験。良いか悪いかがすぐわかります。そしてどんどん改良していく。

こうするだけで、驚くほど実際的なアイデアを得ることができます。たいていの場合、このように現場でブレインストーミングをすると、思いもよらないすばらしいアイデアがわき出るものなのです。机上で悩むより、実際に動きながらアイデアを出そう!

以上のことは、どのような生産現場においても参考になることだと感じた。

2018.4.28.


「幸せに成功する方法」 を読んで

 感想文:大阪営業所 橋本廣明

成幸者の習慣の1つとして、お墓参りを決して欠かさないことです。ご先祖様に近況を報告する習慣があります。今の自分がこうして幸せでいられること、家族が健康を害することも事故や災難に巻き込まれることもなく暮らしていられるのは、自分の親、祖先が陰ながら見守ってくれているからだと心から信じている。祖先に守られているから、安心で伸び伸びと事にあたれるのです。受けたご恩を忘れてはいけない。あの時、あの人が助けてくれなかったら今の自分はない。昔の恩をいつまでも忘れず胸に秘めています。

良いことがあるから明るくなるという発想で物事を考えるのではなく、明るくしているから、良いことが起こると考えている。ゆえに常に明るく振舞うのです。磁石の法則と言われるものがあります。出会いにはこの法則がよく使われているのですが、自分と同じ志、考え方、ライフスタイルを持った人が寄ってくるというのです。

「自分が人生の最期にどうなっていたら幸せと思えるのか」を考えてゴールを設定する。成幸者は、この手法を取れば最終ゴールを達成する確立が飛躍的に高まることを知っています。なんとなくでは、目的地に到達することは、はるかに難しい事になるでしょう。

普通の人の勝利とは他人に勝つことを意味しますが、成幸者にとっては昨日の自分を越えることが勝利です。他人より優れていたいという欲求もなく、常に自分を磨き、さらに高めることだけに意識を向けています。自分の中の最も良い部分を見つけては引き出し、いつも昨日の自分を超えようと努力しています。自分が成長することに常に貪欲で学ぶ意識を片時も忘れていないということです。それは、守りに入れば必ず衰退すると歴史上の偉大な人物から学び、よく知っているからです。概ね文明が衰退する引き金となるのは、栄華を極めた状況に満足した支配者が守りに入ることにあります。成長の放棄です。

高みを目指すことをやめたら、後は下降のみです。この法則は、あらゆる事象にも当てはまり、あらゆる時代・国に共通の不変の法則です。

2018.4.28.


「やればできる」 を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

いくつかの天声人語的文章の中で、印象に残ったものとして。

「朗らかな心はすべてを成就させる」

すべてのことは心が先行する。心が先で、あらゆる事情はこれについてくる。人の境遇はこれについてくる。人の境遇はその人の心のとおりに変わる。朗らかな人はいつも周りを朗らかにし、自分自身も幸福である。人は幸福だから朗らかなのではなく、朗らかだから幸福になるのである。

「考えるよりまず実践」

考えることは大切だが、考え尽くすことはできない。現有のデータで分からないことは、いくら考えても今は分からない。理屈屋はあれこれ考えをこねまわすが、結局行動しない。まず一歩を踏み出してみよう。新たな情報が得られる。当たってみれば、道も開ける。
まず一歩を踏み出さなければ、依然として出発点のままだ。


以上の2点は、自分も含め、全ての職業人にとって大切な心得に感じた。

2018.5.31.


父の日のプレゼント

次男がさつま揚げと薩摩の焼酎のセットを送ってくれました。感謝感謝!!!有難う!



( 撮影/記事:社長 )


「自分に自信をつける」を読んで

 感想文:大阪営業所 橋本廣明

才能のある人より、自信のある人が成功します。夢を実現するために必要なことは、才能だけではなく、自分に自信をつけることです。何事にも練習をするのは、才能に磨きをかけるというより、これだけ練習したのだからと、自信をつけるためです。成功したから、自信ができるのではなく、自信があったから、成功できたのです。自分に自信を持つことができれば、余裕を持って楽しむことができるのです。

成功へ続く階段は上にではなく、底にあります。天井をつついて探しても、成功への階段に通じる扉がなかなかありません。無理にもがいて浮き上がろうとしてもうまくいかない時があります。どんどん沈んで底までたどり着いた時に、成功への階段に通じる扉がパッと開くことがあります。

幸せは、お菓子についているオマケのようなものです。お菓子のオマケは、一番底に入っています。今はまだ見えないけど、最後に必ずオマケが入っていると思えることが幸せに繋がります。スポーツでも感動の奇跡は最初から起こりません。最終回に起こるのです。最終回に起死回生のドラマが待っていると思えるから、それまでの道のりが険しくても苦になりません。最終回の奇跡を信じて、微笑んでいきましょう。

2018.6.30.


ツバメ 親子の写真

愛媛新聞2018.7.11「単眼複眼」記事より
『早くちょうだい』
大雨の中、電線にひな鳥が3羽、仲良く止まっていました。親鳥がせっせと餌を運び、「早く」と口を大きく開くひな鳥に食べさせていました。



「 人生を愉しむ本音の生き方 」 を読んで

 感想文:大阪営業所 橋本廣明

「起きて半畳、寝て一畳、天下取っても二合半」というように、どんなに裕福になったところで、寝るスペースは限られている。そして食事も一日に米二合半食べるのが精一杯だろう。人間そんなに大差はない。貧乏は幸せを手放すことではない。ぜいたくをしなくても幸せな気分で生きることはできる。心豊かに暮らしていける。「過ぎたるはなお及ばざるが如し」何事も過ぎるはよくない。
「情けは人の為ならず」人にかけた情けは自分に巡ってくるものだ。自分ほど大切なものはない。これは本能だ。しかし「自分さえよければよい」では人は助けてくれない。自分一人でできることはわずかである。人の協力を得なければ何事もできないと言ってもいい。助け合いの精神だ。

他人からの悪口への対処法の一つとして、前向きに自分の反省や改善に役立てる方法がある。お手本は、いつも謙虚なものまね芸人のコロッケさんだ。幼いときから母親に言われた教えがいつも脳裏にあったそうだ。「あおいくま」「あ=あせるな」「お=怒るな」「い=威張るな」「く=くさるな」「ま=負けるな」これが、生家の家訓だそうだ。悪口や批判を浴びて、落ち込みそうな時や、褒められて有頂天な時にも、この言葉が自分自身への戒めになったと語っている。

身近なところで「トイレの神様」ではないが、トイレ掃除もやってみると、すっきりして幸運が舞い込むようだ。昔から家相や風水学で言われていることで、まずトイレを綺麗にすれば、家の中が清潔になり、気分が良くなり、健康にもいい。

健康寿命人生80年、自分が活躍できる場、自分を必要としてくれる場、そして自分が生き甲斐を感じられる場を確保できる人は幸せだ。

2018.7.31.


技能検定合格 香川県知事より4名が表彰される

国家検定制度である技能検定に4名が合格し、香川県知事より表彰されました。

SONG DAN
ZOU YUFENG
GE YUYAN
WANG YANHUI


日本語能力試験 合格(2名)

日本語能力試験には、N1~N5まであり、N1が最も難しくなってます。
認定の目安としては、N1・N2では、幅広い話題について書かれた新聞の論説、評論などを読んで内容を理解できる、また自然なスピードの会話やニュースを聞いて理解できる等となっています。

レベル:N1合格
GE YUYAN

レベル:N2合格
ZOU YUFENG


「 大切なこと 」 を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

素直に生きる
逆境 – それは、その人に与えられた尊い試練であり、この境涯に鍛えられてきた人はまことに強靭である。古来偉大なる人は、逆境にもまれながらも、不屈の精神で生き抜いた経験を数多く持っている。まことに逆境は尊い。だが、これを尊ぶあまりに、これにとらわれ、逆境でなければ人間が完成しないとおもいこむことは、一種の偏見ではなかろうか。

逆境は尊い。しかしまた順境も尊い。要は逆境であれ、順境であれ、その与えられた境涯に素直に生きることである。謙虚の心を忘れぬことである。

素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生み、順境は自惚れを生む。逆境、順境そのいずれをも問わぬ。それはそのときのその人に与えられた一つの運命である。ただその境涯に素直に生きるがよい。
素直さは人を強く正しく聡明にする。逆境に素直に生き抜いてきた人、順境に素直に伸びてきた人、その道程は異なっても、同じ強さと正しさと聡明さを持つ。

以上の記述のように、逆境、順境にとらわれることなく素直に、謙虚に生きることが大切と述べている点は、人生の教訓として改めて、諭された。

2018.8.31.


日本商工会議所より表彰受賞

真に世の為、人の為に事業を行うという理念のもと、創業111周年の伝統とさらに進化し続ける当社の代表取締役社長 石川喜平が、日本商工会議所より表彰を受けました。



「見えることを活用しよう!」を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

「目で見えること」というのは大切なことです。目で見えることというのはとても大切なことです。人に聞かないで、計算しないで、調べないで、判断しないで、すべてのことがその場でわかってしまうのです。
ですから時々刻々、状況が変化するモノづくりの現場でベストの判断をするためには、この「目でみえること」を工場中に広げることです。そうすれば、工場の運営はとても楽に正しく行うことができるようになります。現場ではすべてのものを情報といっしょにして下さい。例えばモノの置き場には、品名と同時に量の最大最小の表示もあるので、決して買いすぎやつくりすぎは起きないし、その逆の不足も起きません。現場の人は、そこで見るだけで過不足の状況が判断できるからです。コンピュータや台帳を調べる必要もありません。誰が見てもわかるようなモノの流れになっていることも大切です。難しい外観目視検査も、わかりやすい見本が設置されていれば、不良品が発見されやすくなります。あらゆる面で目に見えることは役に立つのです。逆になかなか問題が解決しない場合は目に見えていないことが多いものです。
見える情報は現場の判断レベルを格段に向上させます。

以上のことは、どのような生産現場においても参考になることだと感じた。

2018.9.29.


「気づきの技術」 を読んで(1)

 感想文:管理部 白川勝仁

一般に、悪い点を見つけ出して、その原因を調べて改善することが良いこととされています。問題箇所は少なくなり品質は改善されていきます。確かに、問題解決の基本アプローチです。しかし、もっと広い視野で考えてみましょう。
問題解決というのは、普通の状態でない(普通以下)ものを普通の状態にまで引き上げる行為です。問題があること自体がそもそもマイナススタートなのですから、いくら問題解決を繰り返しても、普通の状態にたどり着くだけで、マイナス10がゼロになったようなものです。所詮、マイナスの世界の活動だからです。更に良いものを創造するにはどうすればいいでしょうか?

それは良い点を増やすことです。算数でいうと、「マイナス要因」を減らすのではなく「プラス要因」を増やすことです。マイナス要因が10点であっても、プラス要因が20点になればプラス10点になります。良い点を増やすことは、プラスの世界の活動といえます。言い換えれば、成長していくための活動です。マイナスの終着点はゼロですが、プラスの終着点は無限大です。したがって、成長や拡大を求めるならば良い点に目を向け、それを成長させることにエネルギーを使うことを忘れてはなりません。
一般的には、プラスの世界の可能性の方が大きいのです。
良い点に目をやる マイナスのゴールはゼロ プラスのゴールは無限大 どちらを大事にしますか。

以上の記述は、自分たちの仕事においても大事なポイントだと思った次第です。

2018.10.31.


「気づきの技術」 を読んで(2)

 感想文:管理部 白川勝仁

話す人が穏やかで優しい場合、相手の気持ちを考慮してアドバイスのような柔らかい表現をするでしょう。

普通の人の場合は、忠告という形で淡々と事実を語るでしょう。
論理的な人の場合は、批評という形で理屈っぽく話すでしょう。
短気な人の場合は、非難という形で怒鳴るかもしれません。

批判や非難の場合は、喧嘩になりかねません。やはり、聞く人にとって、最も心地のいいスタイルはアドバイスでしょう。しかし、理論的に考えると、これらはどれも情報を提供してくれているものであって、冷静に捉えれば差はないのです。情報の提供の仕方は、相手のスタイルによって決まるので、そのスタイルに文句をいうのは筋違いなのです。

問題は、忠告を受取る側が感情的にならずに、すべてを受入れれば大変有効な情報なのです。アドバイスだけを受入れているようでは貴重な情報の大半を見逃す結果となります。

要は、好き嫌いで判断せず、忠告を情報として受取り、役に立つ情報かどうか、冷静に判断することが大事だと述べている点は、共感できるものと感じた。

2018.11.30.


環境副大臣 城内実様と一緒に。

環境副大臣、城内実様と弊社社長 石川喜平・常務 石川純平。



2019年元旦 お稲荷さん

本社敷地内のお稲荷さん。今年も綺麗にお祀りして戴けました。感謝、感謝。



( 撮影/記事:社長 )


2019年元旦 幹部会

新年元旦幹部会。合計10名。
事業の目的、意義を明確に新年の具体的な目標を立てる。
最高の幕開けが出来たことに感謝、感動。

( 記事:社長 )




「売れすぎ御免!」 ヒットの仕掛け人を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

世の中のスピードが、速く変化し、人々の嗜好が多様化する時代に、ヒット商品を生み出す人とは、どのような人たちだろうか。
様々な業界における最近のヒット商品の事が、記述されていますが、それらのヒット商品を生み出す発想のヒントは千差万別であり、個性的な人ばかりなのだが、彼らに共通するものは何か無いかと、読み比べてみると、「ヒットの方程式」のような単純なものは見つけられなかったが、熱意・努力と言った精神的な面でいくつかの共通点があったように思う。以下要約。

①あきらめない
こんなもの売れるかと言った社内外の冷ややかな視線に耐え、自分の開発商品にとことんこだわる粘り強さと会社の経営陣の長期的視点。

②先入観にとらわれない 
例として、シャワーは便利だが、入浴する方が体は温まる。この常識に対して、LIXILはお湯を、霧状に噴出するシャワーを開発、業界の常識を覆した。これは従来の発想では不可能であり、先入観を持った人では、生まれなかった商品だと言える。

③異能を排しない
二つの異なる個性のぶつかり、反発しながらも、お互いの良さを認め合う中で人を引きつける商品が生まれる。

まとめとして、これからの時代は、企業間競争を勝ち抜く上で、企業のブランド力がより重要視され、技術力・品質・市場シェアすべてに、抜きん出てないと、生き残れないと危機感を持っている点は、すべての製造業に共通する点であり、封筒業界においても、いままでの常識にとらわれないようなヒット商品が、出ないものかと感じた。

2018.12.28.


早くも会社の紅梅が咲く

早くも会社の紅梅が咲きました。
(自宅の白梅は、1 月2日に咲きました。)

( 撮影/記事:社長 )



「痛快!アメリカンジョーク」 を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

アメリカでは、ユーモアのセンスがあるかないかで、人格が判断されるほど重要なものであり、「ユーモア感覚がない」という意味は、「人間味がない」ことに繋がる要素を持っている。これだけをとらえても日本人には理解しがたいことのように感じる。

アメリカ人と比べて、日本人はユーモアが苦手なのだが、ユーモアには、様々な効用がある。例えば、聖書にも「笑いを楽しむことが、最良の良薬だ」と言われるように、ユーモアがもたらす笑いは、気分や精神を和ませ、あるいは癒して幸福感を呼ぶ。困難や逆境に直面しても、乗り越えるための気力を、十分につけてくれる。

また、ユーモアはいろいろな心の束縛や閉塞感からも解放してくれる。物事の先入観や固定概念にとらわれないで、裏にある真相や本質を暴くことができる。

表面に現れた現象や出来事とは、違った見方や考え方をも教えてくれる。ユーモアによって多元的で多角的な物の見方を、身に付けることができる。

以上のように、ユーモアを理解することは、その国の文化を理解することのように感じたが、ユーモアの精神的効用だけは、世界共通であり、自分たちの日常生活の潤滑油として大切なものだと感じた。

2019.1.31.


「 一流の条件」( 山崎武也)を読んで

 感想文:大阪営業所 高橋裕樹

人として「一流」であることの条件は何であろうか。
それは、常に人間社会全体の立場に立ち、「豊かな常識」と「鋭い洞察力」をもっていることである。

簡単なことのようだが、実はそれほど容易なことではない。近年、世の中は非常に便利になってきた。モノの質も、かなりよくなったようであるが、ヒトの質はどうだろうか。周囲を見ると、行動様式といい、考え方といい、どこか狂っているとしか思えないことが多い。常識から考えると理解できないことばかりである。その真っ只中にいると、世の中の進むべき道を見失ってしまいがちになる。組織や集団の内部ではエゴの突っ張り合いをし、外部にいる人たちのことを考える余裕もない状態になる。皆それに慣れてしまい、身勝手な行動に対して、非難はするものの、それをやめさせようとする積極的な努力はしない。そのうちに、自分たちも「長い物には巻かれろ」とばかりに、非難していた人たちの一味になってしまう。これでは人間社会は烏合の衆と化してしまう。

「筋を通す」ことの重要性を、もう一度よく考えてみる必要がある。自分の信念が揺らいでいては駄目。世の中はめざましいスピ-ドで変化しているので、その中にあって、一つの信念を貫き通すのは、至難の業であるかもしれない。一つのことを長い間続けていくためには、カタチが必要である。日本の伝統的な、「道」はすべて、まずカタチから教え込んでいく。さまざまな形態の武道や茶道など、すべて挨拶の仕方から始まり、カタチをつくりあげていき、それからも心を入れていく。ただ単に独自性を主張するために、ほかの人とは異なったスタイルを築きあげるだけでは、あまり意味がない。道理に合った、誰もが納得するカタチをつくって、それを続けていく。

人として「一流」であることの条件は何であろうか。
それは、常に人間社会全体の立場に立ち、「豊かな常識」と「鋭い洞察力」をもっていることであり。こう言ってしまえば、簡単なことのようだが、実はそれほど容易なことではない。

2019.1.31.


『何故中国人は財布を持たないのか』 を読んで

 感想文:大阪営業所 新潟隼久

日本人の対中観はとかく極端に振れやすい。爆発的な成長に驚いたかと思えば、成長が鈍るとリスクばかりに注目する。著者は画一的な見方を退け、刻々と変わる中国社会を等身大で見つめるべきだと説く。

中国経済でいま関心を集めているのがスマートフォン(スマホ)決済の普及だ。シェア自転車などのサービスが次々に誕生し、日本をはるかに上回るペースでキャッシュレス化が進んでいる。そこに新たな「中国すごいぞ論」が生まれる。

一昔前は違った。紙幣はくしゃくしゃで自動販売機は使いにくく、店員はぞんざいな態度でお釣りを投げ返す。タクシーでニセ札をつかまされることも少なくない。お金の扱いに関し、中国の印象を悪くするような逸話に事欠かなかった。

本書はこの二つのエピソードを結ぶ。不便だからこそ、スマホの登場で一気に新しい決済が普及した。社会に不信感が蔓延しているからこそ、だまされる心配の少ないスマホのサービスに飛びついたのだが、その先が確信だ。

高成長の果てに中国人は互いに信頼し合い、高い買い物をひけらかす成金趣味を排し、余暇を静かに楽しむような暮らしを模索している。タイトルの問いかけは、多目的な社会の変化を照らし出す。

2019.1.31.


「小さな悟り」 を読んで

 感想文:大阪営業所 橋本廣明

「諸行無常」は、仏教の根本思想の1つです。世の中のすべてのことは「常ならず」「森羅万象、この世で起きることは、一切が片時も留まっていない」という教えと説いている。

ところが人間というのは、自分に降りかかる変化を嫌って、「無常」に逆らおうとする。どんなにがんばって無理をしても、どうしようもないことがある。まずは、無常を受け入れ、無常の流れに身を任せたほうがいい。気持ちが楽になるし、いい方向に向かっていきます。自分自身に向かって「無常、無常、諸行無常。すべてのことは、常ならず。」今、好ましくない状況にあっても「やがてよくなる」と思うべきです。逆に今が絶好調であれば、「同じ状況が長く続くとは限らない。有頂天になってはいけない」と気持ちを引き締めます。

体力、気力が衰えていると、いつも通りにことはうまく運べません。「自分は衰えを知らない人間のはずだ」「どんな状況であれ、ことを成し遂げることができる。」無理をすることにより、破綻をきたします。健康な体があってこその人生です。常に変化する心身の状態に合わせて対応することが大事です。

禅にはよく「雲」という言葉が出てきます。「白雲自在」「雲無心出岫(雲無心にして岫を出ず)」「行到水窮処 坐看雲起時(坐しては看る雲の起こるとき)」空に湧き上がった雲が、風の吹くままに自在に形を変えながら、しかし雲としての本質・本文を失うことなく、ゆうゆうと流れていく。そして、やがて跡形もなく消えていく。生き方になぞらえた言葉です。

先日、アルゼンチン西部にある南米大陸最高峰アコンカグア(6959メートル)への登頂を断念した冒険家、三浦雄一郎さん(86)は、今度は90歳でエベレスト登頂を目指すという。飽くなき挑戦の陰には、たゆまぬ努力と自分に負けない気力が満ち溢れている。人生の過ごし方、死に際に後悔がないように準備する姿勢は大事だと常に思う。とても真似はできないが、考え方を見習う価値は大きい。

2019.1.31.


香川県私学経営研修会にて講師を務める

当社の代表取締役社長 石川喜平が、香川県私学経営研修会にて「経営が百十一年も続いた秘訣」について講師を務めました。

皆様熱心に聞いておられ、最後に、今後の経営に役立てたいと感謝のお言葉を戴きました。




「 生き方 」(稲盛和夫氏著)を読んで

 感想文:今田武知

石川社長の仰せられた稲盛和夫氏の著書を探しに、宮脇書店のビジネス書コーナーに向かいました。いくつか氏の著書が並んでいましたが、その中で「生き方」という本を選びました。
私のような凡人は、氏の高邁な哲学を一晩で理解するのは難しいのですが、氏の説かれているポイントを二つ挙げたいと思います。

一つは、魂、志の大切さを説かれています。先の見えない不確実な時代だからこそ、魂の入った生き方が大切なんだと。他著からの引用で失礼しますが、私はクルマが好きで、かつて自動車評論家の徳大寺有恒氏は「現代のクルマは力があって意なし。」すなわち、技術的には世界のトップレベルに登り詰めた日本のクルマ界ではあるけれど、それを作った人の意欲や情熱が感じられない、だから現代のクルマはつまらないと述べています。

もう一つ、稲盛氏は働くことの尊さを説かれています。働くことこそ人生最上の喜び、しかし、日本人は勤勉が美徳であったのに、いつしか働くことを軽んじる風潮が出来てしまった。明治の、欧米諸国に追い付き追い越せ、戦後の焼け野原からの復興、そんな先人達の苦労があって、今の日本があるはずなのにどうしてこうなったのか。

私は心血を注いで仕事に打ち込める場を求めてきました。前職では誇りを持って打ち込めたのですが、いかんせんパート、所詮大勢の中の一人なのです。私はここで社長のバイタリティに圧倒されつつ、意気に感じ、自身が輝ける場となり力をフルに発揮していきたいのです。

2019.2.18.


「ほめて進める人づくり、モノづくり」 を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

人はしかって育てるべきか、それともほめて育てるべきか、どちらだと思いますか。

一人の新人に作業を教える時、一週間以内に達成できそうな目標を与え、その結果が達成された時にほめることが大切である。ほめるということは、外見をほめるのでもお世辞を言うことでもありません。きちんとテーマを与えて、その出来栄えをみることなのです。
そして、がんばっているねとか、手伝おうかといった声をかけること、つまり「私はきちんとあなたの実行したことを見ています」というメッセージを伝えることなんです。

よくほめることが、部下の成長促進剤です。

しかるのは簡単です。でも、ほめるネタは自分で仕掛けてチェックしないと出てきません。
これが難しい。だから、それができる上司であれば部下は喜ぶし、どんどん成長するんですよ。そしてその結果があなたの力になって返ってきます。と述べておられる点は参考になると感じた。

2019.2.28.


平成最後の平成31年3月8日に誕生 ♪

平成最後の平成31年3月8日 元気いっぱいに産まれました!



*



*

母子ともに元気です。


漸く、おじいちゃんになりました( 笑)


5代目と6代目


稲盛和夫氏の 「 誰にも負けない努力 」 を読んで

 感想文:今田武知

稲盛氏は、経営と人生において成功したいなら、一生懸命働く、そして仕事を好きになる、と書かれています。

見方を変えて、好きな人がいたとしましょう。なんとかその人に振り向いて欲しい、その人とお付き合いしたいとなると、人はいろいろな策を考えます。あれこれやってみます。これも努力の一つだと考えます。
仕事を好きになる、のめり込むのがモチベーションの一つになるでしょう。私は今、型抜きをしていますが、どうやったらたくさんの量が抜けるのか、そして間違いのないキレイな型に抜けるのか、いろいろやってみます。階段なのです。積み重ねなのです。なかなかうまくいかなくても、そこには強い意志が必要です。やがて、一つ一つの積み重ねが結実した時、確かな誇りとなって自身の財産となることでしょう。

私は近い将来の管理者を目指しています。ここには古参の方もおられます。その方達に納得してもらうのですから、それはもう相当な努力が必要です。私は「遅れてきたルーキー」なのです。立ち止まっている暇はありません。邁進あるのみです。そこには、仕事で輝くといった、ここに入社した時のきらめく目標が私を支えているのです。

2019.3.11.


「 誰にも負けない努力 」(稲盛和夫)を読んで

 感想文:石川修平

私はこの本を読むにあたって、特に二つのことに注目して読みました。

一つ目は、一番自信のあった大学が不合格だったために、ショックを受け、「人生で初めてこんなに本気で勉強したのにダメだった。この先何をやってもダメなのではないか。」と思っていました。しかし、“人間は、もうダメだと思うと、本当にダメになってしまう。そういうときに、大きな夢を描け”という言葉によって、私の気持ちはがらっと変わりました。
それは、「ダメなんじゃないか。」と思いながら、試験会場に行き、結果は不合格だったという経験があったからです。ですから私は、「大きな夢を描くことはできなくても、目の前の事を一生懸命やろう。」と思い、父の会社でのバイトを一生懸命取り組むことを決めました。
初めは慣れていないことなので、上手くできませんでしたが、三日もすれば仕事にも慣れてきたので、「このキズはダメじゃないですか?」と一緒に仕事をしている人に指摘したり、自分が作ったもの以外のものもきれいに包装されていなかったらきれいにしたりと、普通バイトの立場としては、やらないこともしました。すると、少し仕事が雑だった人も丁寧に仕事をするようになり、自分にとっても良い経験になりましたし、会社の品質改善にも貢献することができました。

この経験から「ダメだ。」と思わずに、次はどうするべきかということを考え実行に移すことが大事だとわかったので、これからの人生に生かしていきたいと思います。

二つ目は、部活の部長だった自分と本に書いていることを比較することです。大きな目標を持ちそれを達成するために、どうすれば良いか考え実行し、改善していくという所までは同じだが、稲盛さんの考えには達成できるわけがないという目標を、できると部下に信じ込ませたり、自分に惚れさせ信頼できる仲間を作るというものがありました。
自分に足りなかった考えはここだろうと思いました。私は試合をビデオで撮ってミーティングで、「ここはこうしていたらゴールを取れていたな。」ということや、「ここは良かったから続けていこう。」というふうに、サッカーの面では、ものすごく真剣に指導しました。しかし、部員たちはやる気があまりないため、その場では、わかったと言うが、いざ練習や練習試合になると、ミーティングで話したことを実行せず、好き勝手なプレーをするため、チームとしての能力が成長せず、その結果、県大会にも出場できませんでした。
もし、私のことを部員たちに惚れさせ、やる気にさせて仲間を作っていれば、目標(全国大会に行くこと)を達成できていたかもしれません。しかし、いくら過去のことを悩んでも変わらないので、もし社会人になり、人の上に立つ立場になったときには、この本をもう一度読み、さらに、部長としての経験を生かし、部下を育てていこうと思います。

他にも思ったことはありますが、主にはこの二つのことを考え読みました。

この本では、心の持ちようで人はどうとでもなることと、リーダーとは具体的な解決策をいうのではなく、自分の考えをいかにして部下に伝え、会社のために働いてもらうということを学べました。

最後に、このようなすばらしい本を薦めてくれ、会社で貴重な父にはとても感謝しています。ありがとうございます。

2019.3.26.


我が社にも、桜咲く

( 撮影/記事:社長 )

我が社にも、漸く桜が咲きました。




「 人を安心させる人 」 を読んで

 感想文:大阪営業所 橋本廣明

名前を憶えてもらっていた。それだけで人はうれしいもの。客商売で成功する秘訣は、人に対する記憶力にある。

ある人が万年筆を買う為に、文具店へ出かけた。ショーケースに並んだものを、あれこれと見ていると、傍らに立つ店員が、「どうぞお好きなもので、試し書きをなさってください。」という。店員の用意した紙に試し書きをしたが、その場ではすぐに決めかねていたので、他の店も見て回ることにした。後日改めてその店に行くと、先般の店員が顔を見るなり、朗らかに笑って、「○○さん、先日はありがとうございました」という。その人はびっくりした。名前を名乗った記憶はない。名詞を渡した覚えもない。どうして、この店員は自分の名前を知っているのか。そうだ、あの時「試し書きをなさってください」と差し出された紙に、何度も自分の名前を書いたからだ。そういえば、やけに真剣な眼差しで、紙にしたためられる筆跡を追っていた。あれからもう二週間になる。ふたたび訪れるかどうかさえ分からない客一人の名前をよく覚えていたものだ。それだけ、客を大切にする気持ちがこの店員に養われている。気持ちよく買い物ができ、その店員は高価な万年筆を一本売り上げた。見た目も大事だ。服装が綺麗だと見ていて気持ちがいい。相手の状態や状況に合わせて、服装を派手にしたり地味にしたりする。

体の健康ばかりではない。心のやすらぎ、心の健康のためにも、人からの愛情は必要だ。人の心を励まし、安らかにし、潤いのあるものにしてくれる。だからこそ、身近にいる人たちを疎かに扱ってはいけない。人を大切に生きていかなければならない。人は支えあっていかなければならない。

2019.3.30.


「 やればできる 」 を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

実行に理屈なし

純粋倫理は実践あるのみ。そこに理屈はいらない。理屈で納得しなければ実行できないのは、消極的な毎日を送っている証拠。頭だけで考えても生活は変わらない。まず必要なことを、間髪入れずに実行する。そこにこそ、人生を変える大きな力がある。


失敗は尊い月謝

物事は一度ではうまくいかないこともある。その時は何度でもやり直す。「点滴石を穿つ」で、いつしかそれが大きな成功につながる。何回も失敗すると、時間的・経済的にムダが大きいと思われるが、気づかないうちに数々の教訓を学んでいるのだ。「失敗は成功のもと」である。


以上の2点から、理屈ではなく、実践することの大切さを教えられた気がした。

2019.3.30.


冬は必ず春となる!

( 撮影/記事:社長 )


シャシャキにも花が咲きました。



シャシャキの花。



桜からツツジ、藤の花へと春爛漫。

( 撮影/記事:社長 )


散る桜、残る桜も、散る桜。

散る前の桜の中心部が、段々と赤くなります。


替わって、ツツジ。


藤棚も見頃です。春爛漫。


*

川之江城。昭和63 年。


「 50代にしておきたいこと 」 を読んで

 感想文:大阪営業所 橋本廣明

ひと昔前の50代に比べたら、今の50代は驚くくらい若々しくなりました。明治時代あたりでは、亡くなる年齢です。孫が生まれる人もいます。しかし確実に残された時間は減っています。突然、病気で倒れたり、亡くなったりという人もいます。そんな事態がいつ襲ってくるかわかりません。元気なうちに、自分の本当にやりたいことをやっておかないと、後悔することになります。自分にできて大好きなこと、得意なこと、人に喜ばれること、誰が見てもいいことをやると、うまくいく可能性がぐんと高くなります。自分の周りに家族がいて、健康でいるだけでも充分だと思えば、それでもかまいません。

あなたの故郷はどこですか? 人は誰しも生まれ育った故郷を持っています。東京や大阪などの都市に生まれ育って住んでいる人も、自分のホームタウンという感覚はあります。子どもの頃に過ごした街を歩いてみると、当時の楽しかったことをいろいろ思い出します。たとえ街並みが変わっていたとしても、何でもない通りの角や山の景色が記憶を呼び覚ましてくれます。ホームタウンというのは、その人の心の栄養の源です。その場所を考えただけで、どこかちょっと安心できたり、守られている感じがしたりする。それが故郷です。

歴史は繰り返されています。人の体も同じ営みを繰り返しています。今のベストを考える。ベターでもかまいません。常に前向きです。好きな言葉は後ろ向き全力疾走です。

人生100歳時代の到来です。50で半分、60で折り返し、赤ちゃん返りです。親からもらった栄養素は完全に底をつきました。若い頃にできたのは、親からもらった素材が基にあるからです。これからは自分の力だけで立ち上がれ。はつらつとした、かくしゃくとした80代、90代の人は、見ていても気持ちいいものです。延命治療は必要ありません。最期は自然に安らかに人生を全うします。それには日々の準備が必要です。

2019.4.26.


「人生のすべては、取り返しがつく!」 を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

サラリーマンのバイブル書として考えると非常に参考になる本だと思いました。

① 自分は何に対して情熱を持っているか、その“温度”で、人生も仕事も結果が決まる。
② 今の自分に不足しているものは、それに気づけば、問題の七割は解決している。
③ “もうちょっと”の勇気と“もうちょっと”の粘り強さ、この“もうちょっと”の意味が「本当にわかった」人だけが成功している。
④ 人間関係は草花のようなもの。こまめに“水”をやる人に協力の手があつまる。
⑤ 失敗しただけでは「失敗」にならない、「失敗」と決めつけてしまうことが「失敗」なのだ!

以上の5点は、全ての会社人にとって大切な心得に感じた。

2019.4.27.


プライバシーポリシー

ツバメ工業株式会社(以下「当社」といいます)は、以下のとおり個人情報保護方針を定め、個人情報保護の仕組みを構築し、全従業員に個人情報保護の重要性の認識と取組みを徹底させることにより、個人情報の保護を推進致します。

○個人情報の管理
当社は、お客さまの個人情報を正確かつ最新の状態に保ち、個人情報への不正アクセス・紛失・破損・改ざん・漏洩などを防止するため、セキュリティシステムの維持・管理体制の整備・社員教育の徹底等の必要な措置を講じ、安全対策を実施し個人情報の厳重な管理を行ないます。

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お客さまからお預かりした個人情報は、当社からのご連絡や業務のご案内やご質問に対する回答として、電子メールや資料のご送付に利用いたします。

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• お客さまが希望されるサービスを行なうために当社が業務を委託する業者に対して開示する場合
• 法令に基づき開示することが必要である場合

○個人情報の安全対策
当社は、個人情報の正確性及び安全性確保のために、セキュリティに万全の対策を講じています。

○法令、規範の遵守と見直し
当社は、保有する個人情報に関して適用される日本の法令、その他規範を遵守するとともに、本ポリシーの内容を適宜見直し、その改善に努めます。


「 ガラスのハ-トのきたえ方 」(竹内好美)を読んで

 感想文:大阪営業所 高橋裕樹

「ガラスのハ-ト」の持ち主といわれる人がいます。キズつきやすく、繊細。ささいなことで気持ちが落ち込み、落ち込んだあともなかなか立ち直ることができません。会社で仕事がうまく進まなくて、上司に叱られると、「私はダメだなあ」「仕事ができないなあ」「上司の信頼がないなあ」と思い詰めてしまう。同僚にちょっと嫌みっぽい言葉をかけられると、「私は、あの人に嫌われている」「もっといじめられるかもしれない」「職場で孤立してしまうかも」というような思いが浮かんでくる。恋人とささいなことでケンカしたときには、「もうダメだ。嫌われる」「二度と、恋なんてできないかもしれない」「一生、一人で生きていくしかないのか」と次々未来への不安が頭をもたげてくる。

世の中には、キズつきやすいあなたとは違う考え方をする人もいる。職場にも、ご近所にも、そんな方がいる。どんなことがあっても、まったくキズつくことがなく、力強く、前向きに、毎日を生きているように思える。仕事で失敗しても、すぐ立ち直れる。叱られてくよくよすることなく、すぐ次に行動に移れる。幸せを心とからだで実感できるようになる。あるがままの自分が最高と思えるようになる。人生はこれからもっとよくなると信じられるようになる。自分のまわりの人々を幸せにしたいと思えるようになる。「今、ここ」の100%生きることができるようになる。自分の人生の当事者になる。許せなかった人を許せるようになる。

2019.6.28.


「 テリー伊藤の遊びベタのための成功法則!」を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

よく成功者たちがする自慢話があります。「昔は遊びまくったもんだよ」とか。あれって、だいたい大嘘です。俺はIT系の起業家をはじめ、たくさんの成功者たちと会ってきました。そんな成功者たちに共通しているのは、真面目さなんです。真面目で、遊びベタで、不器用で、決断に迷う奴だからこそ、うまくいくんです。そういう歩みを積み重ねてきた人だからこそ、成功するんです。
「いいや、おまえはそう言うけど、俺は真面目にやっているよ。でも、成功なんて見えないよ。苦しいぐらい仕事をしているのに不遇だよ」と、空回り感に苛立っている人もいるでしょう。
空回りに苛立っているということは、それだけ心の中に熱いマグマが埋もれている証拠だから。問題は、そのマグマの引出し方がわかっていないこと。長く我慢し続けたことで、心のマグマの上に邪魔っけな障害物が溜まっているんです。心のマグマをかき混ぜ、熱さとともに地表へと引き上げることが大切。誰かの成功法則を外から持ってくる必要なんてないんです。

あなたの成功法則は、あなたの中に埋もれているんです。借り物の成功法則は、根づきませんから。情報を仕入れ、他人のやり方をマネする考え方は、そもそも間違っているんです。
成功の裏には熱い想いがあり、それが最も大事なファクターであり、物事を判断するにおいて、20代はカンで判断し、30、40代は、データを主体に判断し、50代になったら、逆に、培ってきた自分の人生のカンを信じろ。と言っている箇所は参考になると思った。

2019.6.29.


「 ゆっくり動くと人生が変わる 」 を読んで

 感想文:大阪営業所 橋本廣明

一瞬で人生を変える鍵は何ですかと聞かれたら、それはずばり「ゆっくり」だとお答えします。と筆者の順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏は語る。

話す、歩く、食べるなど様々な動作のペースを落としてゆっくり動くと心が強くなる。究極は「ゆっくりなのに早い」です。

侘び寂びなどの日本の伝統的な文化も「ゆっくり動く」ところから生まれてきたのではないか。日本の茶道や華道、能や狂言などすべて「ゆっくり」の動きからなっている。織田信長をはじめとする戦国時代の武将たちが、お茶や能を好んだのは、現代以上に過酷で究極なストレスのなかで、自分の頭と心と体をもっとも整え、落ち着ける手段として、お茶や能、経を唱え、写経することであったのではないか。心のバランスが整い、心が落ち着いた人がたてたお茶を飲むと、飲む人にも伝達します。その茶室全体がいい気で満たされます。茶碗を三回回すあの手技もゆっくり行い、心を落ち着かせています。

アスリートやスポーツ選手は、その日の体調や気持ちの持ちようでパフォーマンスはがらりと変わってきます。どの競技者にもスランプはつきものです。自分の本来持っている実力を、本番ではなぜか出せないイップスに悩まされる選手もいます。いつも自分の実力を120%発揮できる人がトップアスリートの絶対条件になります。

スポーツ選手に限らず、どんな人でも調子を整えることが、パフォーマンスに活きてきます。「今日は調子がイマイチだな、イライラするな」という朝に一瞬にしてリカバリーするのもやはり「ゆっくり動く」ことだと記しています。まずは、心を落ち着かせることから、1日をはじめたいと思います。

2019.6.29.


稲盛和夫氏の 「考え方」 を読んで

 感想文:土肥義明

先ず共感を覚えたのは、自分の考え方次第で自分の人生を素晴らしいものにすることも出来るし、また壊すことにも繋がるということです。

人は誰でも順風満帆な人生を送ることは出来ません。全てが上手く進むと良い人生を送ることが出来ますが、人には大なり小なり試練が与えられています。それは全てが順調に行ってしまうと腰の無い人間になってしまったり、ひ弱な人間になってしまったりと試練に耐えきれない人になってしまいます。人生に於いて厄年があるというのも頷けます。

全てが順調に行くことが出来れば良いとは思いますが、時には厳しい試練も必要です。
その試練に直面した時には、自分の考え方をしっかりと見定めて真正面から受け止めて、暗くならないように、常に前向きで振る舞うことが大事だと思いました。自分の人生を素晴らしいものにするのか、或いは壊してしまうのか自分の考え方次第です。
悪く考えてしまえば、人を恨んだり妬み、世を妬み、まともな生き方をしないでいると、結果はマイナスとなってしまい人生に負の結果を残してしまいます。
また逆に大変な苦難に遭遇したとしても、それを真正面から受け止めて、人生を前向きに明るい心で一生懸命頑張るならば素晴らしい人生の結果を残すことが出来ると思います。

自分自身の考え方次第で人生を素晴らしいものにするのか、人生をどん底にしてしまうのか、自分の考え方次第であると共感しました。
そしてそれは、プラス思考で考えて、マイナス思考では考えない、常に前向きな考え方をするということ、自己愛ではなく利他愛に徹していくということ、このことを忘れずに努力していけば、素晴らしい人生をもたらしてくれるということを考えさせられました。

2019.7.30.


「 自分本位の仕事 」 を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

博物館の企画展で用いる、ディスプレイ制作の研修会に参加したMさん。今までの思い違いに気づきはっとしました。
講師の「ディスプレイ品は製作者だけの作品ではありません。『お客様の経験になるもの』という気持ちを忘れずに、作り上げてください」という言葉です。

Mさんは普段、時間や予算などの制約に追われ、つい自分本位の考えになっていたことを思い返しました。そして、<自分の作品だから誰にも文句は言われまい。これくらいでいいだろう。>と思っていたことを大いに反省しました。
「お客様の経験になるもの」の言葉に、お客様が興味を示し、楽しんでもらえるように工夫しようと、仕事に対する新たな情熱が沸き起こってきました。

お客様第一主義を掲げ、仕事に取り組む企業は多いでしょう。その実情を今一度、確認してみてはいかがでしょうか。直にお客様と接する仕事でなくとも、すべては、顧客満足につながっています。お客様の喜びとなる働きを持って、一日をスタートしましょう。

以上のことは、実際には、状況によってさまざまだと思うが、自分本位にならず仕事に取り組むことは大事だと思う次第です。

2019.7.31.


「 相手に勝てないなら、妥協しろ 」 を読んで

 感想文:大阪営業所 橋本廣明

「相手に勝てないなら、そいつと手を結べ」とアメリカで古くから伝えられてきたそうです。
その意味は、相手に勝てないと見たら、潔くそれを認め、「そいつと手を結べ」である。アメリカのビジネスマンが商売や経営上の決定をする時によく引用され、実際に影響を受けていると記している。

かつてアメリカのある一流企業が、日本企業と日本における製造と販売の合弁会社を設立した。この合弁先となった日本企業は、元々はライバル会社だった。長年にわたって、アメリカ企業は単独で日本への進出を図ったが、その日本企業の猛烈な抵抗にあって、実現できなかった。ところが鮮やかに一転して、今まで宿敵であった同社と手を結ぶに至った。
なぜ豹変して、ライバル会社と手を結んだのかと言うと、「日本市場には多くの障壁があり、今回の合弁の相手を敵に回せば、とうてい日本に進出できなかったからだという。「相手に勝てないなら、そいつと手を結べ」を引用して実践した。

もう一つアメリカ人がよく使う言葉に「WIN-WIN」がある。この言葉も同じことを表している。交渉の結果、対立関係にある両者がどちらも勝つ。勝ち負けをはっきりさせるのではなく、利害関係にある当事者双方ともに利益を得て、お互いに満足できるようにするのが原則。どちらかが一方的に有利な結果を求めるのでなく、双方にとって満足のいく合意が望ましい。譲るべきところは譲って妥協を図る。こちら側が不利な相手に対して、なかなかフィフティーフィフティーな合意はむずかしいかもしれない。当初は相当不利な契約になったとしても、結果的に後から利益が付いてくる確証を計算しての交渉もある。

今では携帯大手3社が、アップルのアイフォンを販売しているが、最初はソフトバンクのみが単独販売していた。他の2社はとんでもない、ばかげた契約内容に後ずさりした。とても利が望めないからであろう。しかし電話番号ポータビリティーを利用し、女性ユーザー(とくに若い)のアイフォンファンを大幅に伸ばし、大きな武器を独占したソフトバンクが契約数を飛躍的に伸ばした。AU、ドコモから顧客を奪い取った。勝算、勝てる計算があったからこその仕掛けがすごい。16年間お世話になったソフトバンクヤフーADSLを今月解約しました。当時話題となった、モデムを街頭で無料配布した落下傘部隊です。ソフトバンクが知名度を上げ、総合的な通信会社となる足掛かりとなったサービスです。NTTという強大企業に立ち向かった大きな一歩になりました。
大赤字から大逆転すると共にネット環境の構築と価格破壊への貢献には感謝です。

2019.8.30.


「 心がフワリと軽くなる ちょっといい言葉 」(斉藤茂太)を読んで

 感想文:大阪営業所 髙橋裕樹

ときには思い切り失敗したっていいのである。人から笑われたっていいのである。取り返しのつかない失敗など、そうそうあるものでない。それよりも、思い切り力を注いでつかみとった成功が、どれほど感動的なものかを味わうべき。起こってないトラブルや、してもいない失敗にビクビクするよりも、やりたいことを思い切りやり、後悔もない日々を送るべき。

人生が平穏なとき、多くの人は、その状態が、ずっと続くと考えている。だが時代が変わって不況になったり、不運にもトラブルに見舞われたとき、思い浮かべていた未来を見失って、慌てふためいてしまう。つらさや苦しみはいつか必ず終わり、いずれ、人生には好転の機運がきざしてくる。状況に明るさが見えてきたとき、巡ってきたチャンスをしっかりとつかみ取れるよう、いまから準備を進める。目的に向かってがんばっていても、なかなか成果が出せず、落ち込んでしまうことがある。

目標まではまだ遠くても、確実に前へ進んでいるはず。
遠くの目標を見つめて、距離の長さを嘆くより、少しだけ先を見て、一歩一歩確実に足を前にだす。

長い人生経験を積んだ私には、断言できる。人生には無駄な時間、無駄な経験は、決してない。

2019.8.30.


工場の床が鏡のように!

お盆休みの間に、床の修理をしました。鏡のように綺麗になった床。
この綺麗を大切に維持して行きましょう!!


   Before   ⇒     After



( 撮影/記事:社長 )


「 隣の芝生 」 を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

他人のものは何でもよく見えるの意で「隣の芝生は青い」という諺があります。

他人がやっている仕事は、自分の仕事よりも簡単で楽そうに見えるものです。例えば、営業マンは内勤の事務を楽そうだと思います。ところが、内勤者は、「私たちは上司の下で気を抜く間がないが、外では自由に息抜きができるからいいな」と思っている場合もあるのです。

しかし、どのような仕事も、実際に行なうとそれぞれに大変で、相応の苦労があるものです、仕事に尊卑はなく、「つまらない仕事」「重要な仕事」などと仕事を分別してしまうのは、自分自身の心なのです。
働く喜びと充実感を味わい、仕事を積極的に進めるには、目の前にある仕事を尊び、そして懸命に働くことです。加えて、上司や先輩からの忠告を素直に受け取り、仕事のポイントを身に付けるのです。

仕事の経験を積み、顧客との対話や書籍などから知識を増やす努力を続けていると、次第に仕事が面白くなっていくものです。
「自分の仕事を尊びましょう」

以上のことから、どのような仕事でも目の前の仕事に懸命に取り組むことが大切であると思う次第です。

2019.8.31.


国家公安委員会委員長 山本順三様と一緒に。

国家公安委員会委員長・国土強靭化担当大臣・内閣府特命担当大臣(防災) 参議院議員 山本順三様と弊社社長 石川喜平。


ふたりは愛光学園、早稲田大学政経学部で親友であった。今も懇意にしている。





「道をひらく」を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

「自問自答」

自分のしたことを、他の人々が評価する。ほめられる場合もあろうし、けなされる場合もある。冷ややかに無視されることもあろうし、過分の評価にびっくりすることもあろうし、さまざまの見方があって、さまざまの評価がある。

だから、うれしくなって心おどる時もあれば、理解の乏しさに心を暗くする時もある。一喜一憂は人の世の習い。賛否いずれも、ありがたいわが身の戒めと受け取りたい。

だがしかし、やっぱり大事なことは、他人の評価もさることながら、まず自分で自分を評価するということである。自分のしたことが、本当に正しかったかどうか、素直に正しく自己評価するということである。

これは決して容易でない。安易な心がまえで、できることではないのである。しかし、そこから真の勇気がわく。真の知恵もわいてくる。

以上のことから、素直に正しく自己評価するということの大切さを、改めて、さとされた思いがした。

2019.9.30.


先代の石碑

先代 石川善太郎を好きだった台湾人が作ってくれた詩歌。4トンの庵治石に掘った。



その石碑の周りには花や実をつけた木々が生い茂っている。


「金木犀」玄関まで、とても良い香り。


「クロガネモチ」(縁起の良い木とされている)赤い実をいっぱいつけている。


( 撮影/記事:社長 )


SDGs「持続可能な開発目標」とBCP「事業継続計画」弊社取り組みについて

SDGs「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」

○これからの企業に必要なこととは︖

企業はこれまで、消費者のため、地域社会のため、そして生活環境の維持のために求められる製品やサービスを提供してきました。しかし、昨今の少子高齢化による人材不⾜や消費者ニーズの多様化等により、売上拡大や事業承継において課題を抱える企業が多いのではないでしょうか。企業が将来にわたって継続し、より発展していくために必要となるのが、⻑期的な視点で社会のニーズを重視した経営と事業展開です。 そこで、今、ビジネスの世界では、経営リスクを回避するとともに、新たなビジネスチャンスを獲得して持続可能性を追求するためのツールとして、SDGsの活用が注目を集めています。

○企業経営の道しるべとなるSDGs 

SDGsとは、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことです。社会が抱える問題を解決し、世界全体で2030年を目指して明るい未来を作るための17のゴールと169のターゲットで構成されています。

※環境省「持続可能な開発目標(SDGs)活用ガイド」より引用

弊社は、このSDGsの理念のもと、プロジェクトを立ち上げ、個性を活かした、弊社だからできる取り組みを始めています。そして、持続的な発展につながる経営と事業展開を図ってまいります。

 

BCP「事業継続計画(Business Continuity Plan)」

BCPとは、災害などが発生して事業継続が危機的状況に陥った際に、より重要な業務への影響を極力(最小限に)抑え、最重要業務の中断を余儀なくされても、できる限り迅速に業務を再開できるように、そのための復旧対策の手立てを事前に策定しておく計画です。

弊社は、2012年6月にBCP事業継続計画書の初版を策定し、BCPに取り組んでまいりました。しかし近年の自然災害、突発的な環境の変化などの不測の事態他、時代の変化に合わせた対応を推し進めるため、改変すべくプロジェクトを立ち上げこれからも取り組んでまいります。


「 伝え方 」(松本幸夫)を読んで

 感想文:大阪営業所 高橋裕樹

「伝え方」を変えれば、どんな人でも説明上手になれる。
「速く・正しく・わかりやすく」これが伝え方の三大原則です。

コミュニケ-ションがテ-マの本に必ず書いてあるような「当たり前」のことですが、多くの人は実践ができていない。忙しい相手に「速く」伝えようとするあまり、ものすごい早口でまくし立ててしまう人がいる。これでは当然、相手に何も伝わりません。速く伝えるために必要なのは、一気にたくさん話すことでなく、「話す内容を凝縮する」こと。重要なポイントのみに絞って話すことで、限られた時間でも十分伝えきることができる。

「結論から話す」ことも大切。一番大事な「結論」から伝え、その後は相手の様子を見て、話す内容や時間を調節していく。最初に結論は示しているため、いつでも話を切り上げることができる。ちょっとしたことで結果は大きく変わる。

「正しく・わかりやすく」もそれぞれ簡単なテクニックで実現可能です。「一言でいうと」で考える。「三つに絞る」と話しやすい、聞きやすい。先延ばしがなくなる「二段階連絡」。「一番○○なのは・・・」記憶に残る答え方。信頼される人は「オマケ情報」を渡す。

「伝え方」を変えれば、どんな人でも説明上手になれる。「コミュニケ-ションが苦手」「何を話せばいいかわからない」などという人は、能力が不足しているのではなく、効果的な「伝え方」を知らないだけです。「たった1分で判断されてしまうなんて」と不安に思うかもしれませんが、心配はいらない。「伝え方」を実践すれば、「信頼される人」になることができます。

2019.10.31.


「 人間観察力 」 を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

私たちの生活には、円滑な人間関係が欠かせません。職場においては、仕事の成果や質の高さにさえ影響を与えるものです。

しかし、日常にストレスはつきもので、責め心が湧いたり、当たり散らしたりするという行為で、関係を悪循環させている場合が多いようです。不完全な心を持つ者同士で関係に軋轢が生じても、仕事は待ったなしで進行させなくてはなりません。他人のせいにしていては、解決は長引くだけです。

その打開策として、人間関係を良くしようとする人たちから学ぼうと、視点を変えてみるのも一法です。何か秘訣がないかと観察してみるのです。例えば、そのような人たちに共通する、言動の習慣や心持ちを見いだします。表情、挨拶、姿勢、言葉遣いや普段の業務態度、いざというときの対処の仕方、他者への気遣い、思いやりなどをよく見ましょう。

自分自身がイキイキとして、働きがいのある職場づくりに貢献できるよう、努力を惜しまないことです。皆が一つの方向に歩み進んだ時、社内全体が明るい光を放つでしょう。

以上のことは、実際には、状況によってさまざまだと思うが、人の行動から謙虚に学ぶことは大切だと思う次第です。

2019.10.31.


「 一流の条件 」(山崎武也)を読んで

 感想文:大阪営業所 高橋裕樹

人として「一流」であることの条件は何か。

常に人間社会全体の立場に立ち、「豊かな常識」と「鋭い洞察力」をもっていること。簡単なようだが、容易なことではない。近年、世の中は非常に便利になった。モノの質も、かなりよくなったが、ヒトの質はどうか。周囲を見ると、行動様式といい、考え方といい、どこか狂っているとしか思えない。真っ只中にいると、世の中の進むべき道を見失ってしまいがちになる。

組織や集団の内部ではエゴの突っ張り合いをし、外部にいる人たちのことを考える余裕もない状態になる。皆それに慣れてしまい、身勝手な行動に対して、非難はするものの、それをやめさせようとする積極的な努力はしない。自分たちも「長い物には巻かれろ」とばかりに、非難していた人たちの一味になってしまう。これでは人間社会は烏合の衆と化してしまう。「筋を通す」ことの重要性を、もう一度よく考えてみる必要がある。自分の信念が揺らいでいては駄目。世の中はめざましいスピ-ドで変化しているので、その中にあって、一つの信念を貫き通すのは、至難の業である。

一つのことを長い間続けていくためには、カタチが必要である。日本の伝統的な「道」はすべて、まずカタチから教え込んでいく。さまざまな形態の武道や茶道など、すべて挨拶の仕方から始まり、カタチをつくりあげていき、心を入れていく。単に独自性を主張するためには、ほかの人とは異なったスタイルを築きあげるだけでは、意味がない。道理に合った、誰もが納得するカタチをつくって、それを続けていく。

人として「一流」であることの条件は何であろうか。それは、常に人間社会の立場に立ち、「豊かな常識」と「鋭い洞察力」をもっていることである。

2019.11.29.


「 成功法則の本 」を読んで

 感想文:大阪営業所 橋本廣明

モノを見る視点の違いには三つあります。

第一に虫の目です。虫のように、目の前のものごとを、近視眼的に的確に捉える目です。

第二に鳥の目です。高いところから見おろすこと。全体を上から見ること。物ごとを判断するときに、その一部だけを見るのではなく、対象となる物事や案件から一歩引いて全体像をしっかりと見る目です。一つの作業に意味づけが出来ているので、先を見通して効率よく作業できます。

第三に魚の目です。話しているときの空気を読んだり、時流を読んだりする目です。潮の流れを読まないと生きていけない魚の目が必要です。どんなに正しいことでも時流に合っていなかったら、うまくいきません。

この三つの目をバランス良く持つことが重要です。自分はどの目が得意か、どの目が苦手かを知ることが大事です。苦手を克服することが難しいなら、それを得意とする人と組むのも一つの方法です。

人を感動させる力があれば、人を幸せにできる。人を幸せにできれば、自分も幸せになれる。人は、一人では幸せになることができません。世に出ているヒット商品やサービスは、必ず人を感動させ、人を幸せにする商品やサービスです。幸せな人は、「感動」をより多くの人に与えている。人を感動させる人は、自分が感動できる人。人に感動を伝えられる人は、敏感に感じる心を持った人です。感性を研ぎ澄ましてヒットしたいと思います。

2019.11.29.


「 長い目で見る 」を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

日常に突如訪れるハプニングを「晴天の霹靂」といいます。昨今では、想定外の日常というものを想定内のこととして捉える必要があるようです。

思考の範疇にはない、想定外の出来事に遭遇した際、私たちの多くは心を乱され、前向きな気持ちになることは、難しくなります。
しかし、経験則として理解していることを超越して、想定外の出来事に遭遇することは、自分にとって悪い影響を及ぼすだけとは限りません。

むしろ、想定外の出来事は、未来において「あの経験が次のバネになった」「あの出来事が、ターニングポイントになった」とプラスに捉えられるかもしれません。さらに、苦しみの中にあっても、一歩ずつ着実に困難に向かっていく姿勢と行動力は、想定外の成長を生み出すという自身への贈り物になるかもしれません。

確実な未来の予測は、誰にもできません。それならば、今現在に訪れる想定外の出来事を、「今の自分に必要なこと」と前向きに受けとめましょう。困難な状況から逃げずに正面から、「ドンと来い」と迎え入れたいものです。想定外は飛躍のチャンスと捉えましょう

以上のことは、安易な心がまえで、できることではないかもしれないが、長い目でみると大切なことだと思う次第です。

2019.11.30.


盛和塾、最後の晩餐会

JAL会長 植木義晴様と弊社社長 石川喜平。



JAL会長 植木義晴様と弊社常務 石川純平。



杉本紙器印刷株式会社 前社長のお別れ会

新しいパートナーたちと。
神奈川銀行の頭取、東日本銀行のご重役も、前社長のお別れ会に来られました。




「 朝・出勤前90分の奇跡 」( 野村正樹 )を読んで

 感想文:大阪営業所 高橋裕樹

体内時計が管理する人間の活力は、朝の7時から8時にもっとも活発化する。その時間の行動は、きわめて生産的なのだ。とくに頭の状態は、それから時間が経つごとに変わっていくらしい。従って、一日の行動も、それにあわせて工夫するとうまくいく。人間の活動はどうもセブン・イレブン(朝7時から夜の11時まで)がベストのようだ、朝寝坊は、果物の実を捨て、皮だけを食べるようなものといっても過言ではない。

食わず嫌い-よく耳にするこの言葉には、誰でも思い当たる節がある。そして、かつて嫌いだった食べ物をある日、偶然に口に入れたのが縁で、今では大の好物になったという例も、きっと多い。

やらず嫌い-その筆頭は「早起き」。大人になってもいっこうに直らない。逆に、一層の拍車がかかることもある。鍋料理に譬えれば、ネギ、シイタケ、ニンジンどころか、豆腐や白菜までも食べなくなっていくようなもの。

人間が自然体に近づいて生きられることは、なんと快適で素晴らしいことかと。早起きは、神様が与えてくれた大切な宝物だと信じる。若くして、その宝物に気付いた方は、さらに幸せ。一歳若ければ、あのさわやかな朝を、さらに「365回も多く」享受できる。
神様の「使者」であるあたたかい陽光や小鳥のさえずりが今日も明日も、また素敵な贈り物を届けにきてくれると信じている。

2019.12.27.


2020年元旦 新春幹部会

新年元旦幹部会。
世界の動き、業界の状況、弊社の今年の計画等、社長より発表があり、フィロソフィの勉強会をしました。





令和二年も見事に咲きました * 山茶花の花 *

令和二年も山茶花の花が、本社敷地内に見事に咲きました。




( 撮影/記事:社長 )


「 変化の中の不変 」 を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

人体を構成する細胞は日々、分裂と死滅を繰り返しています。その結果、私たちの体細胞は、数年でほぼ入れ替わるといわれています。それにもかかわらず私たちは、自身のアイデンティティを失うことはありません。
その理由として、顔の形や声、性格などが大きく変化しないこと、また脳や心臓など基幹部分の細胞が入れ替わらないこと、などが挙げられるそうです。
細胞という構成要素が変化しつつも、全体として変化しない部分があるからこそ、自分という存在そのものを保てているのです。

同じことは、会社という組織にも当てはまるのかもしれません。担当者の顔ぶれや、業務を達成するための方法・仕組みなどは、適時変化していくものです。
それに対して、企業の創業者の思いや理念などは、変わらない、変えてはいけないものに該当するでしょう。
変化の激しい時代だからこそ、組織の個性を決める、次世代に引き継ぐべき不変の部分を意識することも大切なのでしょう。

以上のことより、原点を見つめなおすことは大切だと思う次第です。

2019.12.28.


「新春紙初市」

「紙のまち」として知られる愛媛県四国中央市で1月7日、製紙会社や紙加工業者らが集まって年始の商談をする恒例の「新春紙初市」が開かれ、当社の代表取締役社長 石川喜平、幹部らが参加。



早くも紅梅、5 分咲きです。

本社敷地内 早くも紅梅、5 分咲きです。


( 撮影/記事:社長 )



石川節子の生涯

昭和3年6月11日、旧川之江市川之江町にて、父 石川善太郎(旧姓 高津)と母 繁(旧姓 石井)との間の五女として誕生致しました。

末っ子として伸び伸びと育てられ、とても活発で利発な女性として町でも評判の女性でした。川之江高等女学校を卒業後、教員をしていたこともありました。兄弟のうち一人だけいた男子の兄 石川勝久が旧ビルマにて戦死した為、香川県まんのう町より和泉政信と養子縁組をし、ツバメエ業(株)の前身である石川善太郎商店の経営にも携わることになったのです。昭和38年大門に新工場を建設し、社名もツバメエ業(株)と改めた折、姉2人も入社してもらい、親族にも手伝ってもらい、石川家一族の発展に大いに貢献しました。

そのかたわら、3人の男の子にも恵まれ、悪戦苦闘の末、立派に後継者を育てられました。
趣味も多才で、書道、茶道、華道、詩吟、体操等で活発に活躍しました。また、自動車の運転も上手で、仕事上での運転はもちろん、子供(長男と三男)の送迎等でも何度も松山への往復を果たしています。
まさに、郷上の誇り、ツバメエ業(株)の誇りと絶賛されていました。

合 掌


「 人生は今日が始まり 」(田中真澄)を読んで

 感想文:大阪営業所 高橋裕樹

もう、これまでのように、老後は、退職金と年金を支えにして、のんびり暮らすという人生設計は、特に現在40代以下の人には適用されなくなる。そうした他人依存の福祉政策に頼る生き方は許されなくなってきつつある。老齢化社会の先輩国である欧米先進諸国の現状を見ればよく理解できる。

わが国では、毎年、新しい出来事が続発し、その結果、私たちは否応なく、それまでの自分の考え方を変えざるを得ない状況に立たされてきた。私たち日本人の寿命が延びてきて、定年後、平均して男性で二十年、女性で二十五年は生きられるようになり、間もなく日本が世界一の老人国になるということである。そうなると、来る老齢化社会をどう生きればいいのか、その問題についても、やはり自分で解決していかねばならぬことが問われるようになるのである。

これから私たちに生き方革命を求めていると考えたい。
従来のように学校や会社や政府に自分の人生を預ける他力本願の生き方ではなく、あくまで自分の人生は自分の責任で歩んでいくという、自力本願の生き方を目指さなければならない時代がやってきたということである。

2020.1.31.


「 支え支えられ 」を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

かつて、とある容疑で、ある女性が逮捕されました。しかしこれは、後に冤罪事件となりました。
突然身柄を拘束された女性は、裁判を進めていく中で、日々の生活や仕事など、すべてが思うに任せず、援助の手を差し伸べてくれる人の力が頼りでした。
この経験から、女性は「人は誰でも、ある日突然支えられる存在になる」ことを教えられたそうです。極めてまれで特異なケースとはいえ、「人の支えのありがたさ」ということを、改めて考えさせられる出来事であったと思われます。

この世に生まれてから、親を始め多くの人の手助けを受けて成長し、知恵を授かり、知識を得て、社会人として生きているのが私たちです。このような、有形無形の支えにより、今の自分がいることには誰しも納得がいくでしょう。

人はいつどこで、他人や家族の手を借りざるを得なくなるかはわかりません。
人の世は、互いの支えで築かれていることを意識しつつ、日頃から穏やかで、ぬくもりのある人間関係を作り上げていきたいものです。

以上のことより、支え支えられて生きていることの大切さに気づかされた次第です。

2020.1.31.


「 脳を最高に活かせる 」 を読んで

 感想文:大阪営業所 橋本廣明

私たち人間は、頭の中で思っているものの、いざ行動に移すとなると躊躇したり、途中でやめてしまったりします。人間の脳には「失敗してしまうかもしれない」「自分には出来るわけがない」といった消極的な思考になると、発想や行動にブレーキを掛けてしまう悪い癖があり、ネガティブ・バイアス(否定的偏向)と呼ばれていると記している。

人間の祖先は、常に危険と隣り合わせで狩猟や採集を行い、生き残るために集団形成してきた。他人の評価に対しては、敏感になり気配りしなければなりません。自分がやりたいことよりも周りと同調することを優先し、独自の考えではなく、集団の意見を大切にするようになりました。打破するには、人生で初めて経験することが最高のトレーニングになる。それがたとえ難しく、険しい行動であっても、挑戦することが、日々の人生において、前進ができ、生き甲斐に繋がっていく。好奇心のスタートは「興味・関心」です。「良いことがありそうだ」「面白そうだ」「お金持ちになる」などの動機が、やる気を起こす脳の神経回路を形成させます。脳はたとえ間違った情報でも、それが正しいと信じ込むことによって、心にも身体にも変化をもたらしている。病は気からや偽薬のプラシーボ効果です。ポジティブに考え、前向きに行動することです。

アイデアがでなくて煮詰まってしまったなら、英語にsleep on itそれを一晩寝て考える。という言葉があるように、夜は早めに寝て、朝早く起きることで解決する場合が多いです。
「相対性理論」を始め、物理学の世界に多大な功績を残したアインシュタインは、「あなたの強みは何ですか」という問いに、「私の強みは好奇心である。」と答えたそうです。

2020.2.28.


「 ストレスを見方にする方法 」(野口京子)を読んで

 感想文:大阪営業所 高橋裕樹

現代は、「ストレス時代」と言われます。「営業目標を達成しなければならない。ストレスがたまる一方」そうぼやいている人は多いはず。

職場での仕事のノルマや人間関係に、都会に住んでいればラッシュ時の通勤電車にストレスを感じる。そのしわよせは家庭にも影響し、子供は子供で、学校生活やら受験勉強やらで、やはりストレスをためこんでいるようです。「ストレス時代」と言われるのも、ぼやきたくなるのも、無理もない話です。「ストレス」と言う言葉を使って、ぼやくだけならいいですが、なかにはぼやく余裕もなく、ストレスが原因で病気になる人もいる。でも、だからと言って、そうそう簡単に会社を辞めたり、配偶者に会社を辞めさせたりするわけにはいかない。会社を辞めても、別の仕事につかなければ食べていけないし、新しい職場には、またその職場なりのストレスがある。

人間には、生きている限り、大なり小なりのストレスがついてまわるもの。ストレスとかかわりを持たずに生きていくことは不可能。軽やかに世の中を渡っていく人、いつも楽しそうにしている人など、はた目にはストレスなどなさそうにみえる人もいる。そういう人でも、本当にストレスと無縁なわけではありません。ただ、ストレスと上手に付き合っているのです。

人間はなんらかのストレスがなければ、充実した人生が送れないという事。ちょっとしたコツを身につけて、上手にコントロ-ル、していければ良い。

2020.2.28.


「 ラストラン 」 を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

Aさんが休日の昼間、大きな荷物を持ってタクシーを利用した時のことです。ドライバーから「こんにちは。どこまで行きましょうか?」という、気持ちの良い第一声に迎えられ、「○○までお願いします。」と答えました。

雑談を交わす中、「今日はこの車の最後でしてね。明日からは新型車に乗り換えるんです。」という、ドライバーの発言が気になったAさん。

「新しい車に換わるのは嬉しいことじゃないですか?」と尋ねたところ、「実はこの車は五十万キロも走ってくれて、どんな時も一緒に過ごした友人です。別れが名残惜しく・・・。」というドライバーの話を聞き、Aさんはハッとしました。

自分にも長く愛用し、共に苦労を乗り越えてきた物が身近にあったからです。しかしAさんはこのドライバーとは違って、感謝の念を疎かにしていた気がしました。

降車時に、「ありがとうございました。」と声をかけられ、思わず「こちらこそありがとう。愛車とのラストランを楽しんでくださいね。」と答えたAさんでした。

以上のことより、身近な物への愛着を深めることは何事にも感謝の気持ちを持つことにつながる大切な心がけだと思う次第です。

2020.2.29.


戒名

明治41年創業。



創業者 石川善太郎、妻石川繁の戒名。


二代目石川善太郎、妻石川節子の戒名。


四代目社長、石川喜平の妻 石川久美子の戒名(2010年10月8日死去。)


石川節子の戒名(2020年1月26日18時5分死去。長谷川病院にて。)


自宅にて49 日の法要。その後お墓に納骨。


「 一目おかれる人間になる本 」(笠巻勝利)を読んで

 感想文:大阪営業所 高橋裕樹

いま「小変化」の時ではない。「中変化」でもない。「大変化」の時である。小変化は数年に1回の変化である。

中変化は10年に1回の変化である。大変化は50年~100年の1回の変化である。「変化には変化をもって対応」しなければならない。いま、私たちは「大きく変わって化ける」ことが求められている。「経営とは変化に対応する」ことである。私たちも大きく自分を変えて、時代の変化に、企業の変化に適応していかなければならない。変化を拒めば、たちまち、とり残されてしまう。

時代は大きく変わってしまった。いつの間にか「年功序列」や「終身雇用制」などが崩れつつある。「一生一社」の時代から「一生三社」は珍しいことでなくなった。退職金も退職する時にもらう時代から、毎月の賃金に組入れる企業もあらわれた。賃金も毎年アップする時代から、企業の業績にスライドしてアップ、ダウンすることが容認されるようになった。管理者を中心にする「年俸契約制度」も、導入する企業が20%前後になろうとしている。社員を護ってくれた労働組合の数も減り、組合員も減少している。

いま、自分を護ってくれるのは会社でもなければ、労働組合でもなく自分株式会社である。「会社のお世話になる」「会社に○○をしてもらう」から、「会社のお世話をする」「会社のために○○をする」ことが必要である。

「横並び意識」から抜け出す。ドングリの背くらべの時代は終わった。ドングリの中のクリになる。「指示待ち姿勢」を変える。仕事は言われたことだけやっているのではなく、言われる前に仕事に向かう。
「従来発想」を転換する。「従来と同じことをしていると従来と同じ結果」になる。「従来のどこを変えるか」「「従来のどこを新しくするか」考える。
「飼い犬型」から「一匹オオカミ型」のビジネスマンになる。獲物を自らの手でとるようにする。

2020.3.31.


4月12日(日曜)の城山公園(四国中央市川之江町)

新型コロナウィルスの影響で、城山公園には、一人もいません
散る桜、残る桜も、散る桜。



平和の像も寂しそう。


( 撮影/記事:社長 )


従業員の出張・旅行等に係る新型コロナウイルス対策の徹底について

■ 従業員の出張・旅行等に係る新型コロナウイルス対策の徹底について


1.首都圏や関西圏等の感染拡大地域への出張については、真にやむを得ない緊急の用務を除き、当面見合わせること。(本社営業は出張をしない)
また、私事による旅行についても、感染拡大地域への旅行は、当面の間、厳に慎むとともに、緊急かつやむを得ない事情により、これらの地域に旅行する場合には、必ず事前に上司へ報告すること。

2.公私に関わらず、感染拡大地域に旅行する場合には、不特定多数が訪れる場所や混雑する店舗といった感染の危険性が高い場所は可能な限り避けるなど、移動途中や現地での感染防止対策に細心の注意を払うとともに、特に繁華街への外出など不要不急の行動は絶対に行わないこと。

3.所属長は、従業員が感染拡大地域へ旅行した場合には、旅行中の行動(移動手段も含む行動経路や訪問場所、特にこれらの地域で密閉空間・密集場所・密接場面の3つの密が疑われる場所を従業員が訪問していないかどうか)を詳細に聞き取り、感染リスクが高いと判断した場合には、自宅待機を指示すること。
なお、所属長の判断にあたっては、これまでの「クラスター」の発生形態※1や訪問先の自治体による住民への要請事項・注意喚起※2等を参考とすること。
また、自宅待機の必要がないと判断した場合であっても、遠方からの帰県後、2週間は、不特定多数との接触を控える、密閉した場所での会議等に出席しない、至近距離での会話をしないなど、万が一に備えて感染拡大予防対策を徹底させるとともに、少しでも体調に異変を感じた場合には、直ちに職場に連絡をさせること。


※1 国内での「クラスター」は、これまでライブハウスや飲食店、スポーツジムなどで発生したとされています。詳しくは厚生労働省がHPで公開している、「全国クラスターマップ」でご確認ください。
※2 自治体による住民への要請事項・注意喚起は、接待を伴う飲食業の利用自粛や夜間・休日の外出自粛(東京都の例)など、各都道府県、市町村が地域の現状に応じて発出していますので、各訪問先の状況を適宜ご確認ください。

ツバメ工業株式会社


「 寝る前30分を変えなさい 」(高島徹治)を読んで

 感想文:大阪営業所 高橋裕樹

「どうすれば最小の努力で、最大の成果を挙げられるか」だけを考える。

資格取得の勉強に励んでいるときも晩酌は欠かせなかったし、十分すぎるほどの睡眠をとっていた。「最小の努力で、最大の成果を挙げること」一見すると、いかにもムシがよすぎるし、要領のいい考え。見方を変えるとこれほど「効率がいい」話もない。「効率」という名のタ-ボエンジンを搭載することによって、より早く、より確実に、より大きな成果を挙げることができるようになる。

問題は努力の「量」ではなく「質」なのです。「睡眠の6時間をフル活用する」と考える。寝ている間に脳を働かせることができれば、睡眠時間をいっさい削らずにすむ。つまり、睡眠そのものを「新しい勉強時間」に変えてしまえばいい。「寝る前30分」を変える、たったそれだけで、睡眠は変わるし、「明日の自分」も変わります。「明日の自分」が変わるということは、人生そのものが変わっていくことになる。

人生の3分の1を休憩時間として過ごすか、つまり「惰眠」をむさぼるか、それとも「寝る前30分」の習慣を変え、睡眠を有効な「自己投資」の時間とするか、その選択は、自分次第になる。

この睡眠という大いなる「フロンティア・タイム」を漠然と過ごすか、それとも価値あるものへと変えていくか。わたしたちに残された最後の可能性は、まさに睡眠という時間の中にこそ「眠っている」のです。

2020.4.30.


「 心の元気up 」を読んで

 感想文:大阪営業所 橋本廣明

いやなことから手をつける。やりたくないなぁ、面倒だなぁ、苦手だなぁなど、そういう気持ちになると、ついつい行動を先延ばしにしてしまいがちです。しかし時間が経つにつれ、今よりさらにややこしい問題になってしまいます。

失敗を認めるのは早ければ早いほどいい。たとえば、洋服に穴があいたとき、ちゃんと繕っておくと、それ以上穴が大きくなることはない。しかし、その手間を省くと、穴はどんどん広がっていく。失敗はそんなほころびのようなもの。気づいた時にきちんと対応しておかないと、取り返しのつかない失敗になってしまう。

ストレスがスーッと消える三種の神器の1つ目は、思いっきり笑うことです。緊張していた細胞が、一瞬にして開放される。2つ目は、思いっきり叫ぶ。マイナス感情が大声と一緒に心から飛び出していく、3つ目は、思いっきり泣く。人前ではいささか恥ずかしいが、一人になった時に、号泣するとすっきりとする。
笑いと大声と涙は、頭と心のストレスを溶かしてくれる。

波にあらがうのではなく、波にのれば自然と前に進みます。前向きな考え、姿勢は気持ちの良いものです。

2020.4.30.


「 行動してみることで 人生は開ける 」(加藤諦三)を読んで

 感想文:大阪営業所 高橋裕樹

「住めば都」という諺がある。住んでみればそこがどんな所であっても、自分にとって良い所になってくるものだという意味。

人間には良い所に住みたいという願望がある。諸種の事情でそれが叶わない場合、どんな所でも住んでいるとそこが良くなる。それは、そこにコミットすることによって、その地が自分にとってかけがえないものになってくる。

自分の住む地域ばかりでなく、自分の学校でも会社でも同じである。行動の範囲を狭くしてしまう人というのは、どうしても意欲のない人になりがちである。行動していると、その事への興味が湧いてくるという場合が多いからである。馬鹿らしいことでも、馬鹿らしいといって止めてしまわないで、やってみる。何かをやる前から馬鹿らしいかどうかを決めないこと。無気力な人はやる前から馬鹿らしいかどうかを決めてしまう。そこが肝心なところなのである。

強情な人は自己主張があるようだが、実は世界に向かって自分を閉ざしてしまった人なのである。意見を取り入れることができなくなっている。自分の可能性の範囲を狭め、自分の存在を空虚なものにしていってしまう。強情な人にとって、世界は固定している。意欲がありそうに見えるのが強情な人なのだが、実は意欲のない人なのである。

日常的に挨拶をよくする、ありがとう、おだいじに、ご苦労様、お疲れ様、お気をつけて、このような他人を思いやる言葉を常にいうことのなかで、自ずと心のなかに他人へと思いやりが生まれてくるということもある。そうすれば、世界はまた違って映るものである。
そしてそれが次の行動につながっていく。

2020.5.29.


「 欲望がかなう 」 を読んで

 感想文:大阪営業所 橋本廣明

劣等感や拒絶感でがんじがらめになっている人は、自分の内に潜んでいる無限の力を活かしきれていない。誰しも自分自身が持っている計り知れない能力に気づかず、みすみすすばらしい可能性を自ら閉ざしている。常に否定から考えが及び、周りを深い霧の中に誘い込みます。

「私はすばらしい力の持ち主だ。私の努力はことごとく報われ、大きな成功を収める。私はいつも心の中でこう願います。今日も思ったとおりの結果がもたらされますように。」「必ずそうなる。願いは実現する」とこの言葉を心の底から力強く肯定することで、現実も願望に向かっていくと記している。

毎日「私の人生はすばらしい」と言いきる。何の疑いも持たず、「すばらしいすばらしい」といい続けると気持ちが晴れやかになり、周りも明るくなります。
人は明るさに引き寄せられてきます。人が集まれば力になります。

2020.05.29.


「 予定外の出来事 」 を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

仕事やプライベートにおいて、急な仕事を頼まれたり、思わぬトラブルで約束の時間に遅れるなど、予定外の出来事はあるでしょう。

設備会社で働いているDさんは、上司から、別の担当者の工事現場を引き継いでほしいと言われました。その工事現場は急に仕様の変更をしたり、追加工事や工期の短縮をするなど、予定外の出来事がよく起こります。

Dさんが現場担当に就くと、同様にトラブルが続きました。ある日、仕事の愚痴を妻にこぼすと「あなたに何とかして欲しくて、現場を任されたんじゃないの」と言われたのです。その言葉に、憤る気持ちが薄れていくのを感じました。

それからは予定外の出来事やトラブルがあっても、前向きに受け止めて、対処していきました。すると、どのような状況でも工事がスムーズに運ぶようになり、無事に工期を終えることができたのです。

新たな展開が可能かどうかの分かれ道になるのは、心の持ち方です。トラブルの要因を追求するだけでなく、積極的に対処していくことも必要でしょう。

以上のことより、予定外の出来事にも、心の持ち方が大切だと感じました。

2020.5.30.


「 人生は今日が始まり 」(田中真澄)を読んで

 感想文:大阪営業所 高橋裕樹

この十年間、わが国では、毎年、新しい出来事が続発し、その結果、私たちは、否応なく、それまでの自分の考え方を変えざるを得ない状況に立たされてきた。

新しい動きが、日本人一人ひとりに、人生や物事に対する考え方の変革を促してきた。昨日までの社会的な環境が、今後もずっと続くとは限らないことをつくづく思い知らされた十年といってもいい。結局、自分の人生は、自分が主体的に考え、自分の責任で明日に備えることの必要性を、私たちに自覚させることにつながっている。

私たちの寿命が延びてきて、定年後、平均して男性で二十年、女性で二十五年は生きられるようになり、間もなく日本は世界一の老人国になるということである。来る老齢化社会をどう生きればいいのか、その問題についても、やはり自分で解決していかなければならぬことが問われるようになるのである。老後は、退職金と年金を支えにして、のんびり暮らすという人生設計は、特に現在四十代以下の人には適用されなくなる。他人依存の、福祉政策に頼る生き方は許されなくなってきつつある。老齢化社会の先輩国である欧米先進諸国の現状を見ればよく理解できる。

これから私たちに生き方革命を求めていると考える。従来のように学校や会社や政府に自分の人生を預ける他力本願の生き方でなく、あくまで自分の人生は自分の責任で歩んでいくという、自力本願の生き方を目指せなければならない時代がやってくる。
この新しい生き方に挑戦していかなければならない。

2020.6.30.


「 行動の心理術 」 を読んで

 感想文:大阪営業所 橋本廣明

ある動物心理学者がユニークな実験を紹介しています。

犬とニワトリに餌を与え、食べようとした時に、棒で頭をコツンと叩きます。犬の場合、2,3回これを繰り返すと、餌に近付かなくなりました。いっぽうのニワトリは、何度叩かれようとも、めげずに、諦めずに、何度でも餌を食べようとチャレンジしてきます。犬のほうが、学習能力が高く、賢い動物なのでしょうか。ニワトリは本能のままに動くだけなのでしょうか。生きることに立ち向かう健気な生き物なのでしょうか。そんな簡単に片付けられるものでしょうか。

生きるために多少の困難が立ちはだかるのは、人も同じです。ミスをしてしまった。些細なことで争いごとを起こしてしまった。ちょっと苦手な人がいる。それらをいちいち憂えていたら、気が滅入ってしまいます。無難な人生を送っている人などこの世にはいません。誰もが、大なり小なりトラブルや不安を抱えています。

動物のように、外敵に食われるような、過酷な状況に置かれていることを考えれば、何か困ったことや不快なことが起こったとしても、叩かれてもなお餌に食らいつくニワトリのように、図太く能天気になる多様性をもって事にあたれば、多少のことには動じなくなり、チャンスを手にする確率もあがります。人が身を守る大きな武器にもなりえます。ニワトリ曰く、敵は己の中にあり。

2020.6.30.


「 ミスを減らす 」 を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

中途で入社したM氏。業務に慣れ始めた頃、仕事でミスをしてしまいました。
二人のお客様に、連絡事項を伝えなければいけないところ、一人にしか連絡をしていなかったのです。連絡の漏れたお客様から電話で尋ねられて、連絡ミスが発覚したのでした。

日頃、上司から「どのようなことにも、細心の注意を払い、確信を持ってチェツクをするように」と言われていましたが、実行ができていませんでした。
Mさんは「連絡ミスが起きた原因は、チーフと正対していなかったからだ」と気づきました。チーフが年下であったため、業務を指示されても、「自分のほうがわかっている」と思い、軽んじていたからでした。

そこで、今まで座ったまましていた挨拶を丁寧にしようと思ったのです。翌朝から、チーフの席の前へ行き、向き合って挨拶をするようにしました。すると、それまでのわだかまりが解けて、すっきりした気持ちになったのです。
次第にミスが少なくなり、Mさんはチームの中で頼られる存在になったのです。

「些細なことにも注意を払いましょう。」

以上のことより、職場での心構えの大切さに気づかされた思いです。

2020.6.30.


「 良薬は口に苦し 」を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

Hさんは社歴十年の中堅社員です。ある日、社内教育の一環で入社歴の浅い社員を前に経験を話すように指名されました。

「仕事を覚え、一人前として会社に貢献している自負が芽生えた四年目に、異動してきたある先輩とコンビを組むことになりました、細かい指摘と叱責の連続でした。先輩の言うことですから表面上は従いました」とHさんは回想しました。
「しかし、不満で一杯になり、同期に愚痴ったこともあります。そうした私が後輩を指導する立場になると、どうでしょう。先輩が自分に指摘していたことを、同じように後輩に言っていることに気がついたのです」と語ったのです。
「良薬は口に苦し」と言われます。優れた効果を持つ薬の中には、苦くて飲みにくいものがあります。そのために敬遠する人がいるかもしれませんが、職場で上司や先輩から叱責や指摘があった際には、良薬と受けとめたいものです。

「周囲の声に耳を傾ける素直さを大切にして、仕事を通してお互いに成長しましょう」と締めくくったHさんでした。

素直な心でアドバイスに耳を傾けましょう。

以上のことより、何事にも良薬として素直な心で受けとめることが大切だと思いました。

2020.7.31.


「 朝・出勤前90分の奇跡 」

 感想文:大阪営業所 高橋裕樹

体内時計が管理する人間の活力は、朝の7時から8時にもっとも活発化する。その時間の行動は、きわめて生産的。とくに頭の状態は、それから時間が経つごとに衰えていくらしい。従って、一日の行動も、それにあわせて工夫するとうまくいく。

人間の活動は、どうもセブン・イレブン(朝7時から夜の11時まで)がベストのようだ。朝寝坊は、果物の実を捨て、皮だけを、食べるようなものといっても過言ではない。

多忙な仕事のなかで、自分時間の計画、活用術まで目が届かない、勇気と改革の最大の強敵、習慣と怠けぐせの妨害である。一日の、そして、人生時間の「貴重な一部」である「朝」は、目覚まし時計で飛び起き、あわてて服を着、顔を洗い、食事を流し込み、バスの停留所や電車の駅へと走る、とにかく忙しい。計画的活用などよりも、「せめて新聞ぐらいは目を通したい」と思うのが精一杯の方も多い。早起きすれば、きっと良いことはある。そうわかってはいても、ついつい二の足を踏むのも事実。朝、もうろうとした意識で過ごす布団のなかでの時間は、たまらない快感。休日に思う存分寝て、太陽が高く昇ったあとにゆっくり起きる解放感も、贅沢きわまりない。

「早起き鳥」という言葉がある。イキイキとさえずり、清々しい夜明けの使者である彼らのように、「朝の超人」になってみようではないか。毎日の生活と人生がさらに豊かに変わる、これは、「心の朝食」でもある。

2020.8.31.


「 謝罪するのはどちらから 」を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

ある日、S子さんは同僚のK子さんから「そんな言い方しなくてもいいでしょう。もっと、考えてものをいいなさいよ」と言われました。
言われたS子さんも、「K子さんこそ、その言い方、気をつけたほうがいいんじゃないですか。普段からそうやって・・・」と言い返します。
売り言葉に買い言葉、次から次へと相手に対する批判の言葉が出てきます。それを見かねた同僚が「二人とも落ち着いて」と仲裁に入りました。

その後、職場には張り詰めた空気が流れました。そのような居心地の悪い職場環境を見渡し<他の人まで巻き込んでしまった>と反省したS子さんは、「K子さん、先ほどはすみませんでした。以後、気をつけます」と謝りました。
すると、K子さんから「私こそ、ごめんね。お互いに気をつけようね。S子さんは意地を張らずに、サッと謝れて凄いね」と言われ、二人は和解したのです。

ちょっとした口論で互いに非がある場合、少しでも早く謝罪することが賢明です。話が拗れる前に自分から謝り、関係を修復しましょう。

素直に謝りましょう

以上のことより、自分から先にaction起こすことの大切さに気づかされた次第です。

2020.8.31.


「 遠くから山を見る 」を読んで

 感想文:管理部 白川勝仁

物事がスピードを上げて変化していく現代では、次々に出てくる新しい考え方や、やり方に、素早く対応しなければなりません。
しかし、早さを求め過ぎて、先のことばかり心を向けていると、今が充実しているということを感じられなくなります。

そこで大切になるのが、仕事から離れる時間を作ることです。すると、仕事に対して、「イライラしていたな。心配し過ぎていたな。」とわかってきます。また、悩んでいることがあれば、解決するヒントが見つかるかもしれません。

Aさんは休憩時間に、仕事とは関係ない本を読んで、心を落ち着かせています。Bさんは、終業後に、軽いスポーツをしています。その時に、行き詰っていた仕事の解決策を見つけました。
たとえば、山の中に入ると、山が見えなくなりますが、遠くから見れば、よく山が見えます。仕事から離れて何かに没頭することは、それと同じなのです。

自分の仕事の状態を外から見て、さらに充実した生活をおくりましょう。
仕事を客観視する時間をつくりましょう。

以上のことより、仕事を客観視することの大切さに気づかされました。

2020.9.30.


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