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「マッサン」ゆかりの街の船場建築をぶらり ♪

2015年02月28日

今NHKの朝の連続ドラマ視聴率1位の「マッサン」は日本発の国産ウィスキーを作る夢に向かうドラマであるが、マッサンこと竹鶴の(後にニッカウイスキーを創業する)良き師であり、良きライバルであった鳥居信冶郎は鳥居商店(現サントリー)を創業する前は、中之島よりほど近い、大阪道修町の薬問屋がルーツでした。



上記の写真は(1903年築 旧小西家住宅)小西儀助店(ボンドでお馴染みの)コニシで、ここで丁稚奉公をしていたようです。当時コニシはワインやウィスキーの洋酒もあつかっており、信冶郎少年は、混成ワインの調合を学びブランディーの礎を修行したとのことです。



上記の写真は(1927年築 芝川ビル)竹鶴の夢、ニッカ創業を支援した芝川又四郎が建てたものです。趣味である古代メキシコ、マヤ族の装飾が施されたビルで、外壁に彫刻されています。昭和9年「大日本果汁株式会社」の設立総会は、北海道ではなく、芝川ビルで開かれたとのこと。又、芝川は、この当時として最先端のビルをマッサンに大阪出張所として提供したようです。



2006年に、このビルの地下金庫室で年代物のニッカウィスキー(戦時中~昭和25年頃に完成したもの)が発見されました。恐らく、株の配当代わりに、マッサンから芝川へ送られたものであり、船場が男たちの夢の舞台であった証でしょう。芝川ビルの1階には「The Court」と言うパブがあり、竹鶴アンバサダーの資格を持つ店長がウイスキーの魅力を広く伝えています。


堺筋を挟み、小西家住宅の斜め前のあるこのビルは(1922年築 旧報徳銀行大阪支店)、神戸の旧居留地のような雰囲気です。
芝川ビルと同様に登録有形文化財に登録されています。


入口の前には、ドアマンの方が居られます。建物の雰囲気と合わせてホテルのようですが、「GOKAN 北浜本店」です。

北海道の生クリームと卵をふんわり仕上げたこしひかり100%の米粉生地にカスタードクリームと丹波黒大納言を一緒に巻き上げた「お米の純生ロール」が有名なスイーツ店です。ポスターにあるようにマッサンとコラボで、五感のウイスキーショコラを販売中でした。


是非、船場の街を歩いてみてください!きっと大阪の見方が変わりますよ。


参考URL: *「芝川ビル」(地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅11号出口より徒歩1分)
       *「GOKAN 北浜本店」


( 大阪営業所:新潟 )


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